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最近の漫画

やはりここは現代麻雀異能の系譜を適当に辿ってみるのもよい、と思ったので伊藤誠「兎 - 野性の闘牌」、小林立「咲 - saki」、原作小林立・作画五十嵐あぐり「咲 - saki 阿知賀編」と立て続けに読んでるらへん。近代麻雀漁ると女子高生三姉妹パンチラ麻雀みたいなのとか現代麻雀異能系漫画いろいろあったような気もするけど覚えていない。というか「麻雀漫画研究」シリーズ読みたい。

  • 伊藤誠「兎」。うん…やっぱこっちのノリよりも咲のほうが突破してるね…咲は麻雀漫画界のフランス革命やね…。あと、ええい「ラスボスが幼女」はもおええわ!とか毎回思うんだけど、おっさんだと余計ダメで、いろいろ候補挙げても大概ダメだし「ラスボスなど居なかったのだ」とか脳内押井氏が囁きだしてもっとダメで。
  • でも兎のほうが読みやすいね。情報量少ないのでサクサクページめくれる。
  • 小林立「咲」、あー柄のいい田舎で美少女たちがキャッキャウフフと部活しながら時々シンカイマコティックなアングルと色彩を意識した日常カットが入るの、癒されるわー。と思うけど、咲の巻頭カラーの背景塗りは見ていて気持ちザワついてしまうのはなんだろう。色彩感が濃すぎるのかな。小林立先生はカラーページについてはシンカイマコティシャンなの?と疑っていたけど、白飛びへの意識が全然ないからおれの勘違いだったね。彩度の高さにばかり目がいってた…あれ、いや、あるわ…。順光が多いってだけか…。
  • 基本的に「女子の衣装と着替えシーンに細部がある」というポイントを押さえれば女子ホモソーシャルキャッキャウフフ漫画の要件を充たすと思っているが、咲はそこいらすばらしいね。県大会決勝二回戦で咲が卓につくときの効果音で、「ストッ」のほかに「ヒヤッ」が入ってるのとか。もちろんこれによりシートが生地ではなく(人工)皮張りであることがわかる、からではない。
  • ハラムラホーが「そういえば iPS 細胞というので同姓の間でも子どもができるらしいです」とか言ってんだけど、そういうキャラだからなのか作者の狂気なのか読者サービスなのかわからん。3 つのうち 2 つくらいかな…。
  • ああっ、池田 7 巻表紙なのか!よかったな池田!ちょっと涙出たよいまおれ池田!
  • タコスは謎の風率たけーな。謎の風が吹くってことは描いてて手癖に馴染んでるってことだろうから、作者に愛されてんだろうな。よかったなタコス。
  • 鹿児島の巫女まみれ高校副将はアニメ化最大の敵やな。履いてなさそうなうえに執拗に乳首があるべき位置にホワイトが入る。これはもう挑んでいるとしか思えない。
  • しかし、咲のキャラ名はむずかしい読み方多いからアニメの音声だと聞き間違い多いということが今回よくわかった。阿知賀編のほうだけど、マツミ姉妹とかずっとナツミ姉妹だと思っていたし、いまでもそれでいいと思ってるよ。あと阿知賀編で「待ってろよ和ぁー」て言ったのに「長野県は逆方向ですよ」と突っ込みが入るの、陽が入る窓は南側だから長野県は奈良県の北かーとかへんに感心した。ちゃんとしてる感。
    • 「女子の名前が「◯◯子」の家は上品」みたいな話あったけど「女キャラの名前が一文字だと売れる」みたいなのもありそうね。売れてない一文字女キャラ名多数作品とかもありそうだけど。印象。
  • 奈良県大会9年連続出場強豪晩成高校、アニメの 30 秒間敗退も鮮烈だったのに漫画版でもたった 5 ページで敗退決定だったのかー…。そりゃ 30 秒でまとめるわねアニメ版も。晩成高校のくだりは、アニメ版でも原作でも、本編県大会決勝の池田なみにクるもんがあるな。…しかもそこから全国大会出発までページ数ないから、晩成一年の元友人のフォローは漫画版では一切ナシか。出発のとき見送りにくるのはアニメオリジナルだったのね。いいケアだ。
  • 阿知賀 2 巻冒頭のホテル起床シーン、キャラ芝居の合間に挿入される背景がちゃんと「ビルの高層からの景色」になってるのもちゃんとしてる感だな。きちんとロケハンしたってことなんかなあ。
  • でも喋ってるキャラ多いシーンで話者がコマ内に居ないと、誰の台詞かわからんな。誰のでもいいけど。アニメの話者が公式ってことなんだろうか。