おでかけ
今日もまた頭上を宇宙怪獣の群れが悠然と通過していく。平原では雲が際限なくでかくてびびる。ギドドンガス級。東京だと真上見ると空青いけど、東京近郊から横見ると空黄色いよな。まあ視線が空中を通過する距離が、横方向のが長いからなんだろうけど。横に長く見て青いってのは、やはり良いものだと思った。
- 今日は天神に行った。地下鉄で博多から移動中、移動中もずっと携帯圏内でびっくりした。
- 博多とか天神とか、福岡の地名はかっこいいのが多いよな。
- やたら困り顔のゴミ箱があって笑った。熱くて溶けてんのか、もともとこうなのか。どっちみち地球ピンチをあらわしている。
- ファミレスでひまつぶし中、前の席で K さんそっくりのひとが勉強しててびっくりしかけた。
- 天神くらいになると、さすがにマチやな。すげえ地下街。この「マチ」という感覚については別途まとめ。
- ファミレス店員のひとの、客のほう向いてるときの営業フェイスとそれ以外（片付け時など）のデスマスクのギャップがすごい。おれが真横に座ってても、進行中の作業が片付けならデスマスク。注文しようと声をかけたときの、こちらを振り向きながら表情がみるみるついていく神作画に感動。「ハウルの動く城」クライマックスのソフィ作画（アクション中に年齢が変化する）はこれがやりたかったんだろう。映像演出だと、動きと変化はふつう同時にはやらないからな。ダイナミックリアル。
- ファミレスも郊外ではそもそもいかなる状況においても店員の表情はデスマスク固定なので、営業フェイスの引き出しがあるぶんだけさすがマチやで感があった。まあ別に注文が滞りなくくればよくて、笑ってもらわんでもいいんだけどおれは。
- 占いよりほかにやることあるんじゃ感。
- 福岡名物、カッコイイ屋台。古いものと新しいものが混在している感覚は、進取と伝統が混在している街でなければ醸成できないものだから、古いものしかないのも息苦しさと並行して、あたらしいものしかない息苦しさってのはあるよな、と思う。
で、用事も終わったのでさっさと帰宅、といきたいところだったが、iPhone の電池がきれかかっていたので給電のためマクド立寄り。天神からならバスセンタからあちこち出てるので、博多まで戻らずそれで帰ろうと思ったから、バスセンタ周辺でマクドを Google マップ検索して、最寄に行ってみたらちょうどリニューアル記念セレモニーとかやっててとても入店できたもんじゃなく、天神ビブレ地下にあるのが次の最寄…てどこだっけ、天神コアから入ればいいのか、なんか地上も地下もゴチャゴチャしててさすがに都会。おまけにおれに縁のねえ部類の。この感覚は銀座に似ている、三越あるし、Apple ストアあるし。
で、帰る。ビルに切り取られた狭い空とか久しぶりだったわ。
