matakimika@hatenadiary.jp

WELCOME TO MY HOME PAGE(Fake) ! LINK FREE ! Sorry, Japanese only. 私のホームページへようこそ!

P さんを囲む会

P さんを囲む会

P さんが東京に来るというので、囲む会をやった。迎撃 OFF というよりかは、適当に話してみたい面子など集めて場を設定してみました、というかんじの会になった。当日喋りたいことはだいたい喋ることができ、おもしろかった。

  • 一次会:まるます家(赤羽)
    • まるます家は電話で二階座敷を電話予約可能だ。宴会時間は二時間半縛りっぽい。あと、人数変更は前日までしか対応できないとのこと。
  • 二次会:ファミレス(秋葉原
    • P さんがホテルにチェックインする都合で、一次会終わったあとゾロゾロと山手線方面へ移動、適当に秋葉あたりでいいかと会場を探して、土曜の混雑もあってなかなか見付からなかったけど、どうにかファミレスに滑り込み。

喋ったことは、いろいろあったけど、はてな最適化問題とかかなー。そういや日記に具体的に書いたことがなかった。問題の要点が自分でもよくわかっていないので、書ききれないということなんだけど、一応書き出してみる試みを…。…。…。やってみたけど、やっぱりいつまでも書きあがらんので、またの機会へ持ち越し。大したことではないんだけど、むずい。

それとあんま関係ないけど、間接的には関係しているネットコミュニティ雑考関連のメモ。こっちはこっちで延々まとまってない。

  • 自アン民のおれに言わせれば虹裏民のおもしろさは異常。画像のインパクトで押せる強みってのはあるが、流れに対してジャストな異化を巻き起こすチョイスが光る場面が多い。あれはセンスと呼ぶべきものだろうが、センスなるものは別にほっといて集約するものとも思えんので、そこにはなにかシステムがあるはずなんじゃよ。システムがコミュニケーションを規定し、コミュニティがシステムを選ぶのだ。
  • おもしろさは相対的で残酷だから、どんなコミュニティにおいても、ある瞬間を切り取れば「おもしろいひと」より「つまらないひと」のほうが常に多いはずだ。したがって「おもしろそうに見えるコミュニティ」というのは、「おもしろいひとの存在感を拡大する仕組みが働いている」「つまらないひとがおもしろく見える仕組みが働いている」「つまらないひとにもおもしろさに連結される仕事が分担可能な仕組みになっている」みたいなかんじで、なんかうまくシステムが機能しているはずだ。
  • したがって、虹裏はおもしろい発言というより「おもしろい発言と、おもしろそうに見える発言」の総量が多い、と言い換えることができるわけだ。
  • ところで 2ch とか VIP 的なおもしろさにおれは共感しないが、しかしおもしろさの創出というか、「これを「おもしろいこと」ということにしましょう」みたいな、おもしろさの様式を生み出すパワーは本物だよなーと感心したりもする。基本的には、どこで言ってもおもしろいようなことが産み出される場よりは、そこでしかおもしろくないような現象を抱えているコミュニティのほうが、コミュニティの総合力は上だろうと思っているから(ただ、総合力が上だからっておもしろいとは限らないわけだ)。
  • 輪の外側に出ればそれらは全然おもしろくないのだが、内側に居ればおもしろく感じられて、もちろん現実には具体的な「輪」というのは存在しないので、空気的に溶け合って、作られた「おもしろさ」の型の侵食は進んでいく。知って使いこなす、という活動なんだなー、という理解になる。
  • 「これやっときゃおもしろい」「これ言っとけばおもしろい」みたいなモジュール化、テンプレ化というかな。それを生み出し、つかい倒す。虹裏も多分そうで、初心者でもとりあえず知ってるテンプレートに従って発言しておけば話題の流れから外れずに済み、熟練虹裏民による要所を押さえたエッジな発言の中間を補完する、(原画に対する)動画的な役割を結果的に果たすことになり、おもしろいログの生成に寄与する、みたいな理解。
  • 自アンはミイラ状態のまま不思議と生きながらえているようなところがあるコミュニティなので、「おもしろい」の仕組みはだいぶ固まって乾いている。むかし書いたが(http://d.hatena.ne.jp/matakimika/20060917#p3)、よい自アン民の基本は、まず「見たことのあるような箱(項)に、見たことのあるような票を投じることができる」ようになることで、かつて見た反応が、かつて見たような再反応を誘発していき、ただしログが残らないことによりその多くのリアルタイムな波紋はうろ覚えで、そうやって続いていくエンドレスエイトが関与者全員死に絶えるまで続く…かのような幻想、以下略。

とかなんとか。