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けいおん!の OP 関連

ケイオンの OP は良い。おれにとってアニメの OP は、ここだという見所が一箇所あれば充分良い OP ということになって、ケイオンの場合にはそれが二箇所あるので良い。

  1. ドラムの手描きモーションブラーんところが気持ちよい。
    • ケイオン
    • このいい調子感は素晴らしい。やはり律は人気投票上位キャラのはずだよまともにやったら。
    • ドラムセットに作画で寄っていきながら景気よくドンバンぶったたいてるカット。アニメの人力モーションブラーは溜めの味で絶対的に機械力に勝り、というより動きの結果を割ってキーフレームを調整する方法ではダメで、最初にキーフレーム作ってあいだを埋めていく技法だけが持っている良さかもしれない。だからケイオンの場合演奏時に唯一先端速 30fps を超えてブラーが出るドラムのバチは超重要。ほかの楽器じゃ多分ブラー出ないからね(ギターの弦の振動とかはわからんが地味すぎだし)。
  2. 望遠による圧縮効果っぽさを装って、実際に画面を高密度にする演出が気持ちよい。
    • 用語知らんのでうまく説明できんのだが、この演出が二回使われている。まず使用前。
    • ケイオン ケイオン
    • それぞれの使用後。
    • ケイオン ケイオン
    • 「まず普通のレンズっぽい絵」「次に望遠レンズっぽい絵」という順番で出てきて、うしろの絵のギュッと詰まったかんじが「あー望遠レンズの圧縮効果かなー…」みたいな漠然とした錯覚をちょっと誘いつつ、…いや望遠は Z 方向の奥行きを詰める効果だから違って、人物の Y 軸の位置関係が実際に詰まっているので(みんなでジャンプしてる絵の場合、一枚目では四人が個別に跳んでるけど、二枚目では全員一塊にしがみついていて、どちらもほぼ放物線の頂点ちかくのスロー再生なので、これ同じジャンプを複数台のカメラで一発撮りしたんじゃなく、二回の個別のジャンプをなんとなく一回のジャンプ中の遷移であるかのように見せている、というような意図を隠していない、という絵になってる)、この反復が、本編へむけてキャラの魅力詰め合わせによる多幸感が凝縮されていくような効果を生んでいて気持ち良い。

まあ全編キャラクタがかわいく動きまくるので、そもそも退屈しないってのはある。