最近のアニメ
- けいおん!
- (あいつらは部活としてはちゃんとやってんのか問題に関して)「たのしく仲良く部活しようよー」みたいなサークルに「頑張って全国行こうよ全国!」みたいなノリの異分子が一人入って瓦解、みたいなそのがんばりやさんの後悔は、こないだ読んだ「神のみぞ知るセカイ」で救済されていたので、ギター説教大好きおじさんズは安心してカルマを垂れ流していいんじゃないかなと思った。
- べつになにかと対決するわけでもないのだから格別上手くなるためのモチベーションが無いしな。武道館とか言ってはみたけどビジョンも明確でなし。ステップアップを描くような意図もなし。「できない」「なんとなくできてる」「ちゃんとやった」の三段階の二段階目から先を行ったり戻ったりしていればよくて。
- アニメの手描きモーションブラーは気持ちいいな。だがこれあるがゆえにアニオタには 60fps の大切さがわからんのだ。
- (キャラクタが使っているヘッドフォンがどれだとかで、実際の商品が売れるかどうか的な話に関して)キャラクタのディテールのリアリティ追求でなく、登場するグッズを通した関節的な現実接続感によって仮想と現実の境目に立とうとする楽しみ方って、男子的というよりは女子的な楽しみ方って気がしている。昭和側の人間としては。
- これ実写ドラマとかだと普通にタイアップとかがあるのに対して、アニメの場合にはそのての遣り取りがメーカーとの間には無いのであろう、という推測から、「金儲けの香りさえしなければヨシ」みたいな判定基準で流れに乗るのが OK か NG かが決まっていくよーな邪推の仕方もあって。うーん。
- 姉妹なかよし回は、なんかちょっとやりすぎ感(幼い世界が閉じてゆく感)みたいなものがあったような気もするな。あのような閉塞が、幸せではなかった側の視聴者が感じた息苦しさは、羽毛マクラにはさみをザクザク突き刺すタイプのストレス発散として幻視されるきがするのだ。とはいっても、近年のおれのマインドでいうと「明らかに嘘くさいハッピーはアリ」というかんじになってきているので(たぶん世間の韓流ブームが 7,8 年遅れで来てる)、べつに引っかからなかった。そのへんでおれが決して許さんのは「都合がいいからハッピーを肯定」という態度のことで、べつにそういうのではないし。
- (あいつらは部活としてはちゃんとやってんのか問題に関して)「たのしく仲良く部活しようよー」みたいなサークルに「頑張って全国行こうよ全国!」みたいなノリの異分子が一人入って瓦解、みたいなそのがんばりやさんの後悔は、こないだ読んだ「神のみぞ知るセカイ」で救済されていたので、ギター説教大好きおじさんズは安心してカルマを垂れ流していいんじゃないかなと思った。
- Genji なき今期には出崎分が足りないので、出崎版エヴァンゲリオンなどを妄想する。