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最近の漫画

漫画

  • ながいけん / 神聖モテモテ王国 新装版 1&2
    • ひさびさのモモ王ー。おもしろーい。おもしろいけどひどいなーこの漫画。記憶にはおもしろい部分の印象が強いんだけどかなり「大丈夫なんだろうかこのひと」的なヤバさ(←読者には無関係な種類の)も紙面からにじんでいる。人間関係的にうまくいっていなさそうなかんじとか…。
    • ギャグ&微妙に感じ取りたくないリアリティ系作品として楽しむつもりだったんだが、いまの気分でいうと、なんか、いましろたかし氏作品読んだときの気分に近いんだねモテモテ王国。足元をみつめ、投げ遣りに、どこか読者のあずかり知らない方向へ進んでいくかんじ、粘り強く柔軟で温かい生命力みたいなものの行く末は、等しく破滅なのじゃよみたいな、うれしさと哀しみが綺麗に合金になってるよーな。漫画のこういう一面を見てホッとするような人生て終わってるような気もしつつ、こういう漫画にこそ癒される部分があるのは確かで。
  • いけ / ねこむすめ道草日記 1&2
    • なんかこー頭使わなそうなモエっとした漫画でも読みたいにゃーと思ったので読んだ。おもしろかった。絵がしっかりと黒くて(ゲーム系のイラストとかで見るような)本筋なかんじ。正式タイトルがわからんかったので検索したら Amazon のページが出て、レビューに「無駄にエロいがエロさが無駄」みたいなかんじの意見が並んでて「あー」と思った。絵柄がかわいいので、スーっと読み流してしまったけど、そういわれればなんかエロかったような。
    • とはいえ、田舎でおまけに妖怪とくれば動物度も高かろうし、文化度低ければエロいことくらいしかやることないんだぜ的な気分もわかるから、妖怪がエロい(というより文化的な隠蔽が少ない←そこに更に人間的な変態性を後から学習したような河童のよじれが加わる)のは「それはそういうもんです」って描かれればそれまでという気がするな。
    • ところでこれもまた妖怪まんがか。ほんと妖怪多いよな。いまだと大概の少年&オタ漫画雑誌にひとつは妖怪が絡む話載ってそうなイメージ。往年オタ作品に横行した洋風ファンタジーブームが削れたぶんだけ国産怪異もののシェアが拡がった、みたいな認識を強化してしまうんだけど(関連→http://d.hatena.ne.jp/matakimika/20081016#p1)、なんかスルっと納得できる説明を聞きたいナーと思いながらなかなか腑に落ちない。まあ、べつに妖怪ものが多いことを悪いとかは思ってないのでアレ。
  • 冬目景 / ももんち
    • おもしろかった。淡い恋的なものがあったりなかったりする、ほのぼの美術予備校漫画なんだけど、絵描きップルは画力で競り合っちゃうとうまくいかない問題(関連?→http://d.hatena.ne.jp/matakimika/20080206#p1)に微妙にかすったエピソードがあったりした。なんかこういう絵柄のひとが描くとヒヤリとするね。石田敦子氏漫画にある澱のような空気感とはまた違った意味で。
    • ももんち