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最近のインターネット

  • Google 最強理論ってデータの量に裏打ちされた「何の理論にも基づかないんだけど結果的にはそうなんだよ」式ってことだと思うので、Google 社が血液型占いサービスやりはじめたら怖ろしいとは思う。Google が相手だと「もしかしたら当たってるのかも…」との疑念を拭えない。
    • 延長すると、我々の生活を日々監視する巡回 Google カーからガーッとマイクが出てきて、「はいそこ歩いてるあなた!黒シャツの!AB 型の貴方!おまえだよお前ちょっと止まれって!えーとあなたの生涯年収は…」男「うるせー!イヤなもん教えんなー!」Google「ならば統計を超えてみせろ!」みたいな光景に。
  • 「ちゃんと話せばわかるんだろうが、こいつにわかってもらうことをおれの価値とすることができない」という壁を選択的に乗り越えていかないことには、インターネットはむずかしいことになるかんじだな。

ところで映画「レッドクリフ」に関する記事に以下のような話があっておもしろかった。

製作費 100 億円クラスの大作だけに、当然、チャンはハリウッドの主要な映画会社に最初に話を持ち込んだ。だが、まとまらなかった。原因はアメリカ人の三国志への理解不足。「映画会社から『登場人物はこんなにいらない。曹操劉備関羽を一人にまとめてほしい』と言われたこともある」と、チャンは明かす。三国志ファンが聞いたら腰を抜かすような話だ。

なるほどひどい話だ、と最初は思ったんだが、落ち着いて考えるとその「登場人物を大幅に整理して、しかも三国志らしさを失っていないハリウッド版三国志(っていうか国も三つじゃ多過ぎるから削られてタイトルは「二国志」とかだよな?)の脚本」って読んでみたいわ。ハリウッドの誇る脚本力ならばやれるはずだ。できるもんならやってみろ→できました!→参りました、というコンボに期待感が高まる。あるいはそうしたかんじで「すでにある名作を、(個別エピソードの部分抽出でなく)エッセンスを保ちながら規模縮小する芸」のコンペティションとかあったらおもしろいな。ゲームではチープ環境への移植とかよくあるじゃん。要約能力と整頓能力を高める意味では、そういう文系デモパーテイみたいなのがあってもいい。