最近のアニメ
ところで先日「電脳コイル」をまとめて見た。18 話くらいから最後までと、あと前半の良回をつまみ食い。おもしろいねー、終盤なっても lain みたいにわけわからんかんじにならないしさあ。それが逆に食い足りないというひとも居るっぽいけど。カテゴリ的にはカスミンの親戚的な位置づけなんじゃろこのアニメ。意味が不明してしまったら話にならんというか。
- 終盤のお話はだいたい気持ちとか意志とか形質の戦いになっていて、もうちょっとサイバー的なちょっとしたテクニックやメソッドなどが、ストーリーの根幹に関わった展開などがあればオタ的にはおもしろいのかなーと思ったりせんでもないけど、まあよかろう。中盤までに展開したキャラクタのうち、ストーリーに関係ないやつらのこととか考えると、結局キャラクタもテクニック(世界)も、扱いとしては一緒よなと思う。手まぜのおもしろさというか…。
- あとは、イサコの邪気眼っぷりって結構包み隠されてねーよなってのと、ヤサコの圧倒的に面倒くさそうな性格が、片鱗だけサラリと描かれるあたりがアニメ版の優しさとして機能しているような気がした。心情描写については、小説版がおもしろいのだけど、途中で読むの止まっちゃってる。
- 前半良回というのは、スーパーハカー対決回、夏祭り回、ヒゲ Civ 回のこと。
- 大黒ヘイクーかっこ Eー。スーパーハカー回のイサコの中二(女の場合小六らしい)台詞「古流じゃ所詮、無理無理!」は何度聴いてもイイ。マクロス F のサイボーグ兄の台詞が、戦闘中だけやたらテンション高いのがおもしろいってのと同じカテゴリで。
ところで本作には「〜だわ」て台詞が多いので、ドラちゃんにおける台詞回し「〜かしら」と同じく、まろやか度高め&異世界度高めだなと思った。