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オタ揉め陰謀論関連

  • 「ランカ死ね」をはじめとするマクロス F 叩きは、本編がどうとか関係なく声優ファン的な視点から起きている、みたいな説(http://d.hatena.ne.jp/matakimika/20081118#p1)を聞いたり。
  • かんなぎ処女厨問題は、原作漫画の騒動だから、アニメ版は関係ないのかというとそうではなくて、現在放映中の同アニメ版の監督(←京都アニメーション社制作の「らき☆すた」を途中降板したひとらしい)を嫌っているアニオタが煽ってるんだという説を聞いたり。

どうも最近はオタ揉めもグローバル化の時代かよと思わんでもない。それらの説の信憑性にはあんま興味がなくて(まあ「ちょっと穿ち過ぎなんじゃないの」とか思う程度)、ただ事実がどうあれ「そのようなもの」として界隈を捉える視線があちこちで強度を持ってしまっているというかんじなのかなーとは思った。「ようこそ、ざまぁ見ろ、これがお前らの望んだマルチメディアだ」みたいな。

こうなってくると、ひとつの現場にコミットするだけではそこで起きている現象が何なのかを理解することができないということになってきて、じゃあどうすればいいんだというとコミットする現場を増やしつつ拾ってきた文脈のリンク集を毎時更新するようなオタライフを送るのがいいという話になって、あちこちのおいしいところだけ適当につまみ食いしながら大枠を外さず暮らしていきたいおれとしては、その世界観はわりと都合が悪いので(上記のような世界観だと、つまみ食いだけでは大枠を外してしまうのだ)、世界観闘争を行っていかねばならんのかなーと思いつつ、いやなにかが起きるときそれを見届ける群集の多くは事情などわかっておらずただ現象と戯れるのみなのだから、おれもそれでいいやと思ってみたり、ともあれ、めんどい。

あとまあ文脈リンク集を毎時更新とはいっても、陰謀をおっかけはじめるとどこからでも陰謀って見つけられるものだから、最初は本当に陰謀があったとしても、次第に陰謀を探す目が陰謀を作り上げてしまうことにもなるというか、見極める努力がノイズを増やす結果にもつながりかねんよなー。万能霊薬は「リテラシー」というやつなのだが、それを手に入れるための錬金術はなく、同じ質量ぶんだけの時間と金と脳のキャパシティが要る。銀の銃弾などない!

もうひとつの特効薬は「純粋に楽しもう」路線なんだけど、この場合の「純粋」のような都合のいいもんばっか使ってると「ひとそれぞれ」「いいものはいい」界隈(http://d.hatena.ne.jp/matakimika/20080630#p2)のジャンキーと似た状態になってしまい危険度も高い。あと、おれも歳相応に不純になってきたので、「純粋」のいかがわしさが見え隠れしていまひとつ没入できん。ままならないことだよ。