Mirror’s Edge - matakimika@hatenadiary.jp

Time Trial と Speedrun に手を出したが厳しい。特に Speedrun。ストーリーモードで戦闘がつまんないという問題があったけど、やりこみモードではボーダーライン設定が厳しいという問題ががが。

Time Trial は狭いエリアに設定されたチェックポイントを次々通過していくという、アスレチックっぽいモード。次々クリアしていくと、同じエリアでチェックポイントをレイアウトを変えたバリエーションとかもアンロックされる。ステージのデータを全部メモリに置いとけるので、リトライを繰り返してもロード時間は発生しない。Speedrun はストーリーのチャプターまるごと走り抜ける一発勝負。とにかく長い。チャプターの再生はステージデータを順次読み込む形式なので、Time Trial と違ってリトライの際にはロード時間が発生する。
Time Trial の場合、「まあ普通の経路をノーミスで通せば★一個取れる」「最高の★三つは、どうにか抜け道みつけてノーミス（というよりパーフェクト）で通せばどうにか取れる…かも」くらいの調整。Speedrun が厳しくて、「ほぼ最適のルートを選んで、ほぼノーミスで駆け抜けないと基準タイムに達しない」くらいの線引きで調整されてるかんじ。以降と比べてかなり簡単な Chapter 1 で、基準タイム 6:00.00 に対して 10 トライくらい繰り返してクリアタイムが 5:59.80 だった。きつー（その後やりこんだら 20 秒くらいは縮まったけど）。で、さっそくその次の Chapter 2 からクリアできない。基準タイム 11 分だからなー。長丁場で且つミスできないけどミスしちゃうわけなので、とてもじゃないが達しない。Time Trial みたいなスプリントじゃなくて中距離走なんだから、もうちょっとマージンおおめで基準タイム設定しといてもらいたい。
というか Speedrun にも★導入すればよかったのに。★一つは今よりだいぶ緩くて、三つで現在設定されてる基準タイムよりちょっと厳しいくらい、みたいなかんじの。今のかんじだと毎回「基準タイムを上回れなかった」以外の指針がないのでモチベーションが上がらん。
なんでこんな難しくしてあるのかというところで、ゲームボリュームの話とかになってきたりするのかなー、だとしたら残念だしファックだなーと思った。
あとこれ仕様が悪いと思うんだけど、EA サーバにログインした状態でのスコアとローカルのスコアが完全別扱いなのね。オンラインしてプレイしてると、オフライン時に出した記録は参照できないし、獲得した★数も食い違う。そしてこれが最悪なのだが、オンラインでプレイ中に通信が切れると、その時点でメニュー画面に戻されてしまって現在プレイ中のデータが飛ぶ。どうにかこうにかノーミスで終盤に向いつつあった Speedrun を途中でぶった切られるとなにもかも投げ出してコンビニにアイス買いに走りたくなる。
LB と LT をほぼ同時押しする必要がある操作系というのは、基本的には PS パッド向けのアサインだよな。L1L2 同時押しはアリっていう。360 でも出来るけど、あまり自然に出てくる発想という気はしない。
Speedrun の長さに疲れたあとに PoP Classic を遊ぶと癒される。1 chapter 10 分超えとかが続くのはきつい。Mirror's は色々調整のむずかしいところをついてるタイトルなので、成功してる部分より失敗してる部分のほうが見えてしまって歯にものが詰まる（という部分を差し引いても、かなり「デモ文化っぽさ」や「これぞ洋ゲー」感が濃厚なタイトルでもあって単純ではない）。まあ実験作よなー。とはいえ、もうちょっとやりようはあったんじゃないかと思っちゃう部分もなー。そういうのひっくるめてしかし、ここにしかないおもしろさは確かにあるんだよねー。
ところで Mirror's やったあと近所散歩してもあんまフリーラン経路模索しないなと残念な気分になったけど（PoP Classic では体感することのできなかった感覚について、Mirror's では期待した→http://d.hatena.ne.jp/matakimika/20070625#p1）、週末秋葉原行ったらビルの隙間に目が泳いだ。Mirror's の舞台はやはり路地裏ではなくビル街だから、高層ビルのあるところへ行かないと仮想現実化エンジンがドライブしないわけか。
とはいえ雑踏とかはないゲームだからな。秋葉原の人ごみはゲームとの相性がよくない。都庁とか汐留とか行けば、もっとそれっぽいのかもしれない。そういうのは Assassin's Creed の得意分野か。