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最近の漫画 - りびんぐゲーム再読 etc

  • 星里もちるりびんぐゲーム」再読。
    • 今読むと、うはートレンディドラマやなーという展開が多い。喧嘩して家を飛び出すとか。まあ喧嘩にはクールダウンが必要だから、狭い家だとどっちかが飛び出したほうがうまくいくってのはあるけど、いまどきには「飛び出す」はないよな。おれの感覚でいえば「まあ座れ」とか腰を落ち着けて話し合いをやるほうが自然だ。
      • まあいまどきは「空気」の時代なので、そもそも事態は「問題→喧嘩して飛び出す」というような直列の展開をみせず、その手前のモヤモヤした段階が重厚壮大化していてめんどいという話かもしれない。
    • そこにはテクノロジの問題とかが絡んでいなくもないわけだ。りびんぐゲームは 90 年から 93 年までの連載らしいので、携帯電話の普及時期のギリギリ手前あたりだ(「セーラームーン主題歌の歌詞が携帯普及以前」とかと同じ問題だ→http://d.hatena.ne.jp/matakimika/20060226#p1)。ここから先の時代になると、家を飛び出したってポケベルや PHS、携帯電話などでその後の連絡が取れるようになるから、心情表現としての「家の飛び出し」の意味が変わってくる。作中では、自動車電話が出てきたり、満員電車の中で携帯電話持ってるひとが周囲のひとから「貸してくれ」と頼まれまくったり、過渡期な描写がある。
    • かんなぎ」つながりでいえば、一角の非処女云々のエピソードは四巻最後から五巻最初あたりで出てくる。全体からみるとどうってことはないエピソードのひとつということになるんだけど、ここで一角のいう「あたし、一度だけ、福永くんと……寝たんです……」という台詞のうちの、「一度だけ、」という文節は告白として言い訳がましいし、許容されるものとして余計だし、しかしそれだけにおもしろいなーと思った。こういう状況で女から出てくる「一度だけ」という台詞は、どうにもリアルだ。一回だろうか十回だろうが、それで怒る男は怒るし、怒らない男なら回数なんかどうでもいいわけなんだけど、それでも「一度だけ」みたいなことを付け足したくなる気分はわかる。この場面に限らず、りびんぐゲームにはこのての「それっぽい台詞や仕草」があちこちに散りばめられていて、キャラクタが生きてるかんじするなーとかなりピュアに感心したりもする。
    • 「ところで再読するまで時子のことをコロッと忘れていたんだけど、あれだねいずみと時子なら明らかに時子のほうがイイね。一人で勝手にやってるし気分の切り替え早いし…」みたいなことを言ってるうちに、いやでも時子って放っとくと家出だの離婚だの騒ぐし家でゴロゴロしてると飽きたとかいってケツを蹴られるし、かなり面倒くさい女なのでは?という話になった。いずみにせよ時子にせよ基本的には同じなのだよね。適切な距離感で信頼関係構築が重要という、当たり前の話…。
    • 不破雷蔵がいずみのことを考えるときはだいたい「えっちな体をしていた」という話になって、やっぱこの男は体のことばっか考えてて心の問題はおざなりじゃないか、となりがちだけど違って、たぶんそれなりに考えてんだけど描かれてないという話なんだと思うんだよね。後半になってくると、「えっちな体をしていた」からいきなりジャンプアップして責任の話とかが出てくるわけで、その過程の描かれなさとかには、当然補完しうるものとして読者の感覚やリアリティが期待されるんじゃねーかなと。「えっちな体をしていた」は同じ感情の反復なんだけど、心の問題についてはそれが変化したときにしか特別意識されないというかなー。
  • 植芝理一「謎の彼女 X」四巻を読んだ。
    • 「好きなひとから髪の毛をくしゃくしゃにされると気持ちいい」とか、相変わらずやり込んでる部分がほかと違う。あと丘さんの耳年増なかんじがエロい。
  • 花見沢 Q 太郎「REC」を五巻あたりまで再読。
    • りびゲーブームの影響(http://d.hatena.ne.jp/matakimika/20081118#p3)により。こんなふうな漫画だったっけなー。りびんぐゲームとの対比でいうと、わりあい行き当たりばったりな展開なのは連載漫画なんだから当然というところと、でもコンフリクトが長続きしないというか、基本的に引きの部分でしか悪役(のように見えるキャラクタ)がおらず、状況解決よりも手前の段階でだいたいみんないいひと化して有耶無耶になってしまう、というのが、REC というより花見沢氏作品の特徴といえるのかもしれないなーと思った。べつにあんまそのー細かいこととかどうでもいいからダラっとしましょうや、みたいな雰囲気が伝わってくる。
    • あと REC て一話で主人公とヒロインがセックスしてしまうので、その後もただれ気味な毎日だったような気がしていたんだけど、そのあと全然やってないのね。意外。