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最近のはてな

このところ地味にはてなアイディアを利用している。あいぽん(←アイディアポイントの愛称として昔使われていた気がするんだけどいまでも通じるのかは知らん)もだいぶ増えた。いやあいぽんが入ったら速攻ほぼ全額を適当なアイディアに投げてるので手持ちは少ない。いまも 6 ポイントとかだ。増えたのは評価額で、いま 6,500 くらい。一律 1,000 スタートだからけっこう増えたなというかんじ。といっても上を見ると妖怪みたいなスコアのひとがウヨウヨいるのでアレだ。まだまだ。なんか資産運用とかも、これくらい一切がんばる気がなくても自然増するようなら笑いが止まらんのだろうなーと思ったりする。

やってることは単純で、「はてな社から「アイディアが実装されました」というおしらせメールが来る」→「i.hatena にアクセス」→「トップページから「新着アイディア」をひらいて、いかにもこれは実装されそうだなーと思うアイディアをみつくろって(不具合報告とか、「ブログパーツに対応して」みたいなやつ)、そこに手持ちアイディアポイントを全額つっこむ」→「タブを閉じてはてなアイディアのことは忘れる」、の繰り返し。ポイント増やすだけだったら大概はこれでいけるし、あいぽんは増えても何の得にもならん代わりにゼロになっても何のリスクもないのでどうでもよく、気楽に割り振ることができる。コマンド出しといたら勝手に冒険しといてくれる PBM 的な RPG 遊んでるようなかんじだろうか。とはいえそのプロセスにはシングルプレイなゲームと違って必ず他者の意志と判断が介在するので、無味乾燥ではなかったりもするわけだから、「無味乾燥ではないものを味わわないというあそび」に進展する、というようなかんじ。

…というのは、健全な利用法とはいえんよなーと思ったりもしているが、特に態度を改めるようなモチベーションも生まれない。「おれは現在のはてな社のサービスにほぼ満足している」「現在はてな社のサービスでできないことを、新しくはてな社にフォローしてほしいとあまり願っていない」あたりが基調にあって。「わりとどうでもよさげなアイディアにポイントをダバダバ突っ込んだら、ほかの緊急性の高いようなリクエストが埋もれてしまい、窓口処理の面倒を増やしたり効率を落としてしまうんじゃないか」的な懸念については「アイディア個別にはフラットで、要求の強度はポイントでソートされるというシステムで現状回ってしまっているんだから、数値化されない緊急性の話はシステム外で十分議論されればいいんじゃないだろうか(おれはめんどいのでしないけど)。対策が為されれば、おれも自然とより効果的な使い方をするよう誘導されていくだろう」で受け流し。

あと、はてなアイディアは、システム的に「多くのユーザがしてほしいのであろう対応を、代表して申請する」というアプローチを、運用的に「すぐに対処可能な不具合を、優先して報告する」というアプローチを、それぞれ優位に持ってくるよう現状デザインされているように思うので、「かなり個人的なリクエストなんだけど、これだけはどうしても対処してほしい」みたいな苦情対応窓口にはなっていない。という事情が、「あいぽんはゼロになっても困らん」という感覚につながってるよな。

たとえば、おれがはてな社のサービスを利用してる最中に、どうしようもない困った事態に陥った場合の想定として、

  • それがおれ以外の多数のユーザも困っている問題だったら、どのみち誰かが i.hatena で申請して素早く対応されるだろうから、おれにあいぽんは必要ない。
    • はてなユーザ全員がそうした(おれのような)他人任せな人間になってしまうようならコミュニティとして終わってるのでサービス移行を検討すればよい。
  • おれ以外誰も困っていないような問題だったら、どのみちそのアイディアは検討されないのでやはりあいぽん持ってても意味がない。

まあ駆け込み寺的な場所は、よそのサービスに確保しとけという話だろうな。ようは個人的な問題は個別解決すべきという。仮にそういう用途の窓口とかあっても、コミュニティの幸福度は上がりそうにないし。