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アニメ中の目覚ましと電話の SE

ひだまりスケッチ x365」を見ていると、あのアニメはだいたい目覚ましベルではじまるので、そのベルの音が耳に障る。音量に問題があるというわけではないんだけど、目覚ましの音は音質が注意すべき音として脳にインプットしてあるわけなので、なんとなく気になってしまうという、例のアレだ。同じような感覚が、作品中の電話呼び出しやバイブレーション音に対してもある。生活音の SE って現実のそれと同じでなければ意味がないわけだけど、注意喚起系の SE に限っては「それとわかりつつ別の音」みたいな処理ってできんものかなー。ありそうだけど実際にはないので、「ああ、これはアニメの音だ」と脳が処理できるかんじの。

もうちょっと深く考え直してみると、おれはそのての SE が鳴っているとき、単にそれが「気になっている」だけではないことに気付いた。目覚ましの SE が鳴っているときは「気になる」のではなく「それを止めたい」と反応しているし、電話の呼び出し音や振動音には「電話に出たい」と反応している。が、それらの音はアニメの中のイベントに伴って生じているので、反応したいおれにはその欲求のやり場がなく、宙に浮いてしまう。対処法は「アニメの中のキャラクタがそれに反応するまで待つ」しかない。ということを考えたとき、あーやっぱりアニメって受動快楽だなあと思った。ゲーオタ的感覚でいえば、目覚ましベルがうるさいと思ったら(作中のキャラクタよりも先に)見ているおれがリモコンを操作するなどしてその目覚まし音を止めることができるべきだし、携帯が鳴ったら同じくリモコン操作などして「携帯に出たカット」までモーションをキャンセルできるべきだ(もちろんその場合時間制限 LIPS により「携帯電話に出ない」という可能性と分岐するが以下略)。

でもまあそれはゲームの話で、アニメはゲームじゃないので、やっぱ SE の置き換え路線で妄想しとくのが筋だな。「アニメの中では現実とは違う音がするもの」って結構いろいろあるんじゃないかと思うんだけど、考えてみるとそれは大概がアクションシーン用の音かもしれん。銃はバキューンとかありえない音がするし、ひとを殴る SE も大体は現実より派手という。生活音が活躍するシーンは、やっぱり現実っぽくしないとだめなのか。うーん。