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10 代アイドル、上から見るか下から見るか

先日歴戦の中年アイドルオタのひとと話す機会があって、というかそういうの全然関係ない場で世間話していたらじつはそのおっちゃんがアイドルオタだったということが判明したという順番なんだけど、ともかく、そのとき聞いた話がおもしろかったのでメモ。

  • ものすっごい若いアイドルに対して、親が子供の運動会で手に汗握ってしまうかんじを疑似体験することはよくある。このての話を最初に聞いたのはジャニーズファンの女子が、ジャニーズアイドル(男性)に抱く感情の話だったので、性別逆にしてもそれはあるんだなーと納得。
  • あたりまえだが、アイドルオタとしてある程度年齢を重ねると、すべてのアイドルが自分よりも年下になる。大学生になった最初の夏に帰省してスイカ食いつつ高校野球眺めていて、ふと「あ、甲子園球児って全員おれより年下なのか…」とか気付く瞬間みたいな。だがそこで問題が生じた。そのひとは「年上のお姉さん」系のアイドルが大好きだったのだ。これだと確かに困る。年上のお姉さん系のアイドルは結構いるけど、でもそのアイドルは実際には自分より年下なので、「年上系の年下」ということになってしまう。
  • で、編み出されたのが「永遠の 15 歳」視点。そのひとの場合アイドルファンになったのが 15 歳の時なのだそうで、初心を忘れないという意味もある。自分が実際にはいま何歳であろうと、アイドルを見るときに、見ている自分は 15 歳であると念じる。すると、16 歳以上のアイドルは全員年上のお姉さんになる。
  • 副次的に、妹キャラで売ってる 17 歳くらいのアイドルとかにも「妹なのに年上」みたいなへんな属性付加が可能に。とにかくいくつになっても年上がイイらしい。そういうものか。ガンダムでいうとファースト世代だものなー。なんか時代に刷り込まれた嗜好みたいなものがあるのかもしれない。

これがアイドルじゃなくて声優のファンになると、声優はアイドルよりはるかに現役期間が長いので、「ファンになったひとがいつまでも年上のお姉さんのまま」という状況は普通にあったりするわけよな。声優ファンの場合のこのあたりの心理は、おそらくかなり熟成されているだろうから、機会があれば聞いてみたい。17 歳教(http://d.hatena.ne.jp/keyword/17%BA%D0%B6%B5)とかあるしな。