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PC 関連今後

このへん(http://d.hatena.ne.jp/matakimika/20080304)からのつづき。

  • web 日記をほぼ EM ONE で書くようになった、というと妖精扱いされる。レアキャラという意味だ。まだまだ日記は落ち着いた環境で書く時代か。自分でも、たぶんかなり EM ONE を長時間使ってるユーザの一人ということにはなったろうとは思う。カスタマイズや、いろんなツールを試すとか、そのてのやりこみという意味では、カジュアルユーザの部類だろうけど。いまだに街で EM ONE いじってる他人を見かけたことがない。W-ZERO 3 なら結構見かける。うう。
  • ネット情報摂取という意味では、体感で一〜三割程度は EM ONE 経由で見ているというかんじだ(この体感は、閲覧時間と情報の総量を掛け合わせた印象としてだ)。この比率を、EM ONE の世代では無理だが、将来的に六割程度までもっていきたい。つまり「置いて使う用途のデバイス」でなく「持って使う部分だけで完結可能(置いて使うデバイスへ拡張可能)のデバイス」で、大部分を完結させたい、という意味においてだ。
  • それにつけても W-ZERO 3 はユーザがどんどんツール作っててうらやましい。Geek はやっぱり ZERO 3 ていうか。EM ONE ユーザてライトもしくはおっさんユーザという印象。スキルあるやつあんまり居ない、ダメなやつとはだいたい友達、そんなかんじ。売り出し時期のキャッチコピーでも「ユビ、キタッスね」とかいってたもんなー。そりゃおっさんが買うハードだわという。まあ W-ZERO 3 用に開発されたツールは、EM ONE でも大概使えるので、その恩恵には預かれるのだけど。ボタン操作が必要なやつは画面をスライドさせないと使えず微不便という。RSS リーダとか。
  • 画面がデカいというのはライトに届く需要、かつ前面にボタンがないというのがギーク需要を抑制。という分析によって漠然とおれの EM ONE 観は形成された。やっぱ確かなボタンが前面にいっこは必要だと思うんだよおれは。世界的に有名な偏執的ツルすべマニアである Steve 氏及びその信徒たちが、フラットな新しいタッチインターフェースの可能性とかを追求しているが、どうかなー「iPod 用に初代スーチーパイが移植されるとすれば、使われるのは間違いなくサターン版第一作の素材だね(ゲラ」的なアレもあるしな。いや関係ないがそれは。
  • ノート PC を小型化して持ち運びやすくする、というのは現在おれの中でわりとどうでもいいことになっている。デスクの省スペース化、部屋内での取り回し、バッグの中身の整理整頓とか、既定路線を拡げるだけだ。だから Eee PC とかにはあまりワクワクしない。で、UMPC には期待している。ノート PC の小型化というより、PDA の大型化だからだ。環境がどうなろうが人間の体の大きさ手のサイズ指の長さはそんなに変わらない。用途の変化による最適サイズの変化と、小型軽量化の妥協点が模索されている。ビジョンの実体化には、そこにどれだけの機能と、それに支持された可能性が乗っかってくるかにかかっている。UMPC はそれを拡げる。未来をだ。
  • とはいっても、いますぐどうこうって話でもない。Atom 搭載で独自通信可能で EM ONE 程度のサイズでー(UMPC はまだまだデカい)、とかいろいろ要件のっけていくと、たぶんそういうのは当分先だ。CPU だけでなくビデオチップもなんかよさげなのが出てきているらしいけど、そっちはなー。せっかくの性能も活用されなければ意味がないので、いまのところあまり期待値が高くない(EM ONE みたいに死にスペック化する事例がけっこう出そう)。
  • ビジョンとしては、現在のデスクトップ→ノート→パームトップという体制から、両端の機動性を高めることでノートの役割を無くしていきたい、というかんじかな。ノートの取り回しのよさから据え置き PC から持ち出していた作業を元に戻し、あとはノートで出来ることの大半をパームトップでカバーできるようになっていけば、なんとなく中間の役割は要らなくなっていく気がする。あとはまあ部屋の中で使うときは据え置きモニタに外部出力して、入力に USB キーボードを使うとかすればいい、というふうに、できていかんかな。

このての欲望はべつにそれほど新しい話というわけでもない。現在 EM ONE 使っているのも、ようは AirH" のカード刺して CLIE で通信していた路線の延長だしな。ふりかえってみるとおれが最初に自分で買った Windows 機にしてからが、据え置き型でなく Windows 3.1 が動く軽量小型のモノクロ液晶ノートだった(デスクトップは学校の PC やひとの家のものを借りていた)。結局これは「いずれそうなってほしい未来、に現在を近付けていっていると思われる製品に対して金を支払う」というオタ行為なのだ。CLIE+AirH" という組み合わせは、「とりあえずネットにつながる」というだけの状態で、とてもインターネットインフラとして常用できるものではなかった。EM ONE でそれができているのは、だから喜ばしい。