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FROM 社のほうの AC 新作をスルー

ニューズレターで情報を摂取する限りにおいて、どうもあまり好材料を拾えそうになかったので FROM SOFTWARE 社の AC 新作は予定どおりスルー。そのあとなぜ AC シリーズはおもしろくないのかという話がちょっと盛り上がっていたかんじだったので考えた。

  • おれの印象だと NBGI 社のリッジシリーズと一緒。「32bit 世代で完成していて、かつビジョンに拡張性が乏しかった、そして新世代へ向けてのリストラに成功していない」。リッジの場合は、ローンチ合わせのスタートダッシュに賭けるタイトルになってるので、腰を据えて売るってよりは速攻勝負のタイトルという印象が強くなっている。諸々不透明な状況下で必ずしも高くはないとはいえハードルをクリアしつつ高品質感を維持するという、それにはそれで凄みもあるのだが…。
  • AC シリーズについていえば、なかなかうまくいかないリストラをいろいろ試行錯誤してるんだろうなぁという感覚はある。周辺の実験タイトル(とおれが認識しているもの)は、それぞれコアな人気を得てはいるし(MWC とか CHROMEHOUNDS とか)。
  • おれが事前にも事後にもまったく評価していないタイトルとしては MURAKUMO があるけど、あれはコンセプト自体は全然間違ってないというよりむしろ正しいはずだとは思うんだよなー。でもたぶんまだそれがおもしろく感じられる水準まで練りこまれてはいないのだろうというオーラがビシバシ放射されていたのが問題だった。で、今回の ACfA からは、どこかしらこの MURAKUMO に似た匂いを感じ取ってしまった。
  • …ああわかった、いっそ Criterion 社に丸投げして「ロボとかビルとかがものすごい勢いでぶっ壊れまくるマルチ対戦型ハイスピード空間シューティングアクションを作ってくれ」というのがいいんじゃないだろうか。
    • (Criterion 社に河森氏デザインのゲームは荷が重いとの指摘に対して)そこは「いい。元デザインとか気にすんな。どう見てもアメ車が変形したトランスフォーマーにしか見えなくて構わないんだ」とかフランクなプロデューサを仲介に立てて…。

まとめ。車形態で加速を得てトランスフォーム、ジャンプ台からロボ形態で華麗にエアトリック、そのままビルに突っ込み諸々巻き込んで盛大にクラッシュする Burnout:transformer を Criterion 社がリリースすれば、レーティング 10 点中 15 点を叩き出す怪物タイトルが出現する…。いやでもちょっとだけ遊んでみたいような気はしなくもないんだよね ACfA(Live つないでみたらフレンド結構遊んでるし)。とかいいつつおれいままでに AC シリーズをおもしろいと思ったことないんだけど。このへん突き詰めはじめると結構せつなくて「どうも結局おれはロボットのカスタマイズ幅の高さが魅力になっているタイプのゲームがダメなのではないか(←「方向性が何種類かあってその範囲内のどこに落とすかみたいな話なんだったら、最初から最良に個性付けされたロボ 10 体くらい用意しといて対戦バランス調整のほうにリソース費やしたほうがおもしろくね」「せいぜい携行武器の属性とかを選べる程度の幅の狭いカスタマイズでよくね」的な)」みたいなかんじに煮詰まってしまうのだった。むつかしいところだなー。