最近の漫画

• 足の左小指から描きはじめて鬼の全体像を正しいデッサンで描き上げるようなひとなら、それを読むだけで漫画を語ってよい。「湯けむりスナイパー」はそういう漫画の一つだ。
• 藤子・F・不二夫氏は功績がありすぎて困るくらい偉い先生だけど、ただひとつ「リサイタル」という単語の地位をこれ以上ないくらい失墜させたという点で責められても仕方がないと思う。
• 岡昌平氏がむかし同人誌で「田舎の親切の単位はキロカロリーだ」と喝破していて当時感激した覚えがある。
• 「シャーリー」と「孤独のグルメ」はとても読み合わせがいいのに、「湯けむりスナイパー」と「苺ましまろ」を並べて読むと脳がガクガクするのはなんでだろう。
• 苺ましまろのメンツが椿屋に旅行に来る…、というエピソードがそれぞれの作品の作画をまったく崩さずに容易に想像できるからだろうか。