最近の読書

「麻雀放浪記」は四巻まで読み終えて感動した。時代は短命だ。人生よりも短い。燃焼し死んでいくひとも居る。時代が変わっても行き続けるひとも居る。ともかくかつていろんなやつがいて今はいない、ということがわかった。昭和の東京ヘッドだねこれは。いやさ昭和のパックランドでつかまえてだね。いやパッつまはもともと昭和か。二巻以降遠征とかもするかんじは格ゲーというかスト II というかバーチャ以降のゲーセン文化っぽくもある。いや遠征っていうか旅だけど。各巻ごとに山場もあり見せ場もあり主人公に絡む女もちょうどよく出てきて、あー別に適当書いてるんじゃなくてエンタメ的なアレについても結構考えて書いてあるのかもだなあとか思ったりもした。

水滸伝は十二月の新刊を M さんから一日遅れで買って読み終わった。もうあと何巻で終わる、とか指折り数えてしまうんだけど数えたくないなー。片手で足りてしまう。