最近のアニメ
- 最近なんとなくどっかで聞いたようなオタ受けしそうな曲を「たぶん I've サウンド」と曖昧カテゴライズしていたが、エロゲーに詳しいひとに聞いてみたら実際全部 I've の曲だったとのことでひっくりかえる。数年前にやっていた、「なんとなく聞き覚えのある坂本真綾氏のタイアップ曲を「たぶんアルジュナの曲」として処理する」なみに適当処理のつもりだったんだよ。こういうのは外れるより当たるほうがガックリくる。
- 「灼眼のシャナ」のおもしろがりかたがようやくわかってきた。大仰なナレーションと裏腹の、くそどうでもいい若者青春日常ドラマ、というそのギャップが、すくなくともアニメ版のおもしろポイントだ。それ根本的におもしろいのかという疑念が湧かなくもないが、気にしていては週間アニメ消化などできない。
- 「Blue Drop」のおもしろがりかたがようやくわかってきた。主人公の邪気眼っぷりが薄れたあとにはごくふつうの GONZO 社アニメかと思ったが、シーンと何の関係もなくほぼ常時登場人物の顔が紅潮しているという、その不条理さが、本作のおもしろポイントだ。それ根本的におもしろいのかという疑念が湧かなくもないが、気にしていては週間アニメ消化などできない。
- どうにも秋以降の新番にパワーを感じないので、いっそこれまでスルーしてきた「ハヤテのごとく」など見始めてしまったりとかしているのだが、まあなんかわかるなこれがおもしろいというひとの気持ちも。というより、この二年ほどのトレーニングを経て、ようやくかなりの部分わかるようになったというかんじだ。個々のネタがどうとかでなく、呼吸や受け流しの感覚が。しかしほかのギャグアニメではピクリとも表情を動かさない M さんが、このアニメ見ているときだけ地の底から響いてくるような奇怪な笑い声を上げるのは、不気味をとおりこして心配になってくる。なんか通常のコンテどおりの笑いとは別に、ごく狭い範囲のひとにだけ通じる極めてメタなおもしろ電波が混入されているのかもしれない。