matakimika@hatenadiary.jp

WELCOME TO MY HOME PAGE(Fake) ! LINK FREE ! Sorry, Japanese only. 私のホームページへようこそ!

CALL OF DUTY 4 : Modern Warfare - NPC による死体撃ちは不快か否か

旅行 | 080103

COD4 キャンペーンをやっていて、T が「NPC が死体撃ちしてくるのでむかつく」という。死体撃ちというのは、死んでるキャラにさらに銃弾を撃ち込む行為で、ほとんどの場合ゲーム的に無意味な挑発行為として行われるため、対戦とかで人間相手にこれやってるとほかのプレイヤから嫌われやすい(「こういう行為を気にするひとが居る」という話で、べつに気にしないひとも居る)。まあ実力伯仲でギリギリ競り勝った / 負けた場合の死体撃ちは、逆にヒートアップしたライバル同士のノンバーバルコミュニケーションとしてアリじゃないかなーと思ったりするが、初心者狩りをやってる類の廃人のひととかがやると、過剰挑発というより侮辱っぽいのでさすがに嫌かなとおれも思う。

本題に戻るが、このケースはどうかなーっていうか、おれはそこムカつくポイントじゃないと思ってるのでピンとこない。マルチプレイは人類 vs 人類だから意地とか気分の交錯があるけど、シングルキャンペーンはコンピュータ vs 人類だから、ドラマが演出されることを楽しむのはよしとして、細かい部分に感情投射してもなーというか。ようは「PC が死んだとき死亡フラグを立てる処理を COD4 の場合していないだけ」だろという。PC が死ねば、当然プレイヤは PC を操作できなくなり、でも NPC死亡フラグの立ってない PC の位置を生前と変わらず「敵が居る座標」として認識しているので、死体撃ちをしてくるという話で。

なんかそこには錯覚がある気がするなー、でもその錯視は、ゲーオタに期待されるインサイド能力の発露とも思えるので(その他の例→運転ゲーで身体をよじってコーナリングする能力、自機が死ぬときビクッとする能力、二次元キャラに恋愛する能力など)、べつにそれが悪いということはなく、むしろいいことなんだろうけど、ただそれはおれの感覚でのインサイドの呼吸とは違うなというか。同じくらい COD4 にはまりこんでいるおれと T で、そこんところで大きな隔たりがあるのがおもしろかった。べつにおれにそのての感覚がないということではなく、たとえば自動ドアや自動蛇口に無視されるとむかつくし、エレベータがなかなか来ないと「きっと運行プログラムが古いんだ」とか思いつつも直接的にエレベータの篭自体へのむかつきを抱かないわけじゃない。ただおれは、サービスマシンに対してはどちらかというと「無視されること、あるいは決して無視されないこと」自体に対する怖れに似た感慨のほうが深いので、あんま単純にはむかつかないのだ。そういう人間的な感情で駆動している相手ではないから、それをぶつける対象として不足というより、自ら虚ろさを生み出す流れに荷担することに対して疑念があるというか…、いやべつにそんなむずかしい話じゃない。めんどくさいから「それはそういうもんだ」で処理するルーチンにのっけちゃってるんだな。