CALL OF DUTY 4 : Modern Warfare

まあ土日じゅうとはいかなかったが難度 Regular でクリア。大変おもしろかった。残虐描写的に 15 禁のゲームではあるが、まあ爆発で人間の部品が飛び散ったりとかはしないので、絵面としてキツいなーというようなことは特になかった、が、一部で相当きつい表現もなくはない、というのも、まあプレビューの時点で明らかにしてるのでネタバレでもなかろうとは思うが、シナリオ中に核攻撃シーンがあるんだよねこのゲーム。使われるかもしれないという危機的状況、じゃなくて、使われるの実際。あと、こちらもプレビューで出てるのでアレだろうけど処刑されるひと視点でのデモとかがあったりする。主にこの二つかなー。一人称演出の意欲的な部分も、主にここいらへんで発揮されていて。いやー戦争ゲーおもしろい、けどここで描かれている戦争を実際に一人称視点で体験するのは本当にご勘弁願いたい、と切に思うね。

あと、なんというか、おれもだいぶ銃撃ゲーに慣れてきたという部分もありつつそれでも基本的に FPS には 3D 酔いするひとなんだけど、COD4 はあんま 3D 酔いしないかんじだった、けどそれと別になんというか、COD4 自体に酔った。始終銃声と爆音の狂乱の中で緊張してるから、ゲーム休憩に近所に散歩に出るとほんと頭フラフラするんだよな。かといって 3D 酔いのように頭痛とかはなく。戦場酔いってこんなかんじだろうか。ほんの五分前まで COD4 遊んでいた自分が喧騒を離れ路地裏を夜中のコンビニに向っているということが、なにか現実離れして感じられる。俺の現実があっちじゃなくてこちら側で本当によかった。このバーチャルな心境の複雑さは、ゲームと現実の区別がつかないので現実の問題点をゲームにおしつけて叩く類のワイドショーコメンテータにはわかるまいよ。デジタルの悲しみだよ。飯野賢治氏風にいえば。