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最近のアニメ

Halo 3

  • 最近の「電脳コイル」は展開が急すぎでおもしろい。関係者だけでどんどん話が進んでいく。語るべき骨子から贅肉が剥がれ落ちているかんじというか。この関係のなさは、ある種のリアリティではある、あのころ確かに教室ではみんな同じ時間を過ごしたけど、放課後の時間はそれぞれのグループで食い違っていて、そして重要な事件は当事者間でだけ起きて、それ以外の面子にとって事件は基本的に過去形だった。とはいえそれはたぶん偶然の範疇で、作劇としてはどうなんだという話になりそうだが、逆にいえばなるべく長く彼らに猶予時間を与えたいという意図から、現在の駆け足が導き出されてしまっているのだと思えば、べつにそれはそれでいいとも思える。このところのダイチの不遇は気にかかるけど。あとまあ、そういったつながりなきワイヤレス時代と違って、電脳メガネ時代のこどもは連結されたワイヤレス環境のはずだから、肝心の時がなぜこれほどふつうに断線したまま展開してしまうのかについては、ちょっと疑念を抱かなくもない。けどそこもまあ、本作はべつになんというか SF マインドで見るべき作品というわけではないという部分で納得できてしまうし。むう。
  • 灼眼のシャナ」のベーシックなツンデレ感は家庭用 FPS における Halo 的な安心感なのだろうか。やーでもツンデレをベーシックとか言ってはだめか。高度化だそれは。高度化したものがベースになってくると世の中面倒くさくなる。文脈上の理解で済ませるのがいい。どれほどわかりやすくとも、ツンデレはやはりちょっと複雑なものということにしておいたほうが幸せだ。
  • キミキス Pure Rogue という Roguelike の洞窟探検ゲーが NDS で出ればいいんだよ。基本は Roguelike(ヒロインは PC に随伴する BOT という扱い)だけど条件充たせばイベント発生(なぜかそこだけフルカラーのイベントグラフィックで)、あとキミキススピンアウト作品としては当然「どこでもキス可能」というフィーチャーありで。クリアまたはゲームオーバー時にはエンディングテーマをバックにイベントや非イベントの詳細ログを参照可能で。「○○は 1,849,385 歩進んだ、ヒロインと破局した、2,352 匹のモンスターを倒した、881 回キスをした」みたいな。
  • BLUE DROP は見てて全般的にウザイんだけど、主人公が「さよなら絶望先生」に出てきた帰国子女キャラっぽいキレ芸をもっていて、それが救いになってる。んだけど、なんかどうも不当に笑っちゃってる感覚があって微妙なきもちになる。ある種「なに不自由なく育って世間知らずだからわがままでひとりよがりだけど、根は明るくて素直だし気づける範囲ではいい子、だけど事情を抱えてるのでちょっと扱いが面倒だし自分自身で持て余してる」みたいなキャラとして、よく描けている気もする。あとはー、なんだろ、いはゆる邪鬼眼的な欲望を充たしてるアニメだな。特別さから自由になれないことに悩む、みたいなむずがゆさ感。
  • 「ご愁傷様二ノ宮くん」がどうにもつまらん。大味だ。おっさんが見る中坊アニメとしてはシャナとキミキスが鉄板な気がしてきた。でもまあ実際の中坊アニメとしては、やはり二ノ宮くんだろうなあ。