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S 氏を囲む会

S 氏を囲む会

S 氏が上京ついでに OFF 会しましょうみたいなかんじだというので参加。集まった面子は全部で七人。OFF 会として手ごろな規模。わりあい近いようでいてあんまり知らないあたり。全員に共通した話題ナシ。しいていえばインターネットかゲームらへん。ゲーオタ比率は高めのようだったが、誰も PS3PSP は持っていないという偏食児童っぷり。360 オタと 360 の話するのは十分チャンネル数足りてるので、それ以外のゲーオタの話を安定して聞けるチャンネルの確保が急務といえば急務だなあと思ったり思わなかったりする昨今。

20 時集合で居酒屋に入り、結局始発まで同じ居酒屋で粘り、たぶん九時間ぐらい居たと思うのだがほどほどに話題が尽きることもなく、まったり過ごすことができた。おもしろかった。会費も一人 4,000 円程度で、だいぶ安くあがった。電源が確保できなかったのでほとんどメモれなかったが、一応その場で出た話の一部を書き出し。

  • ワイドショーコメンテーター人格話
    • 微妙にこのへん(http://d.hatena.ne.jp/matakimika/20070510#p1)も。
    • ネットのひとがワイドショーのコメンテーターのひとの振る舞いをモデルにそれを模倣していく、という問題。
    • でも、ワイドショーコメンテーターのひとたちにはもともと「発言する立場にない無責任の多数が抱く奔放な意見の代弁」という役割もあったんだから、ネットのひとたちのワイドショーコメンテーター人格化っていうのは、むしろ「ワイドショーコメンテーターがこれまで代弁していたひとたちの、オリジナルが露出しているだけ」ともいえるのでは。その意味でいうと、発言する立場になかったひとたちの声が奔放に飛び回るようになってきた昨今におけるワイドショーコメンテーターの新しい役割は、「みんなが見落とす視点の提供」なのかもわからんね。
  • アルファ編集人話
    • 微妙にこのへん(http://d.hatena.ne.jp/matakimika/20040301#p2)に絡む話だろう。オリジナルが増えすぎると逐一それらを走査するのはアホらしい(しその価値もない)ことになるので、それらの索引を書いてそれ自体を物語にしていくとでもういうような様式になってくる、そしてそれらにもまたさらに索引が必要になってきて、その土俵でもまた物語を作り上げる能力が問われるように以下略。なお、このネタは SF テクニック的には「本文注釈部分だけでゲームブックとして成立」「むしろ注釈が本編」みたいな末尾の展張と対極でありかつ想定内のアプローチといえる。
    • そのような「ニュースを編集して物語的ななにかを見せる」の点で個人インターネット史的には「俺ニュース」(http://www13.xdsl.ne.jp/~techle/)を避けて通ったらいかんだろー。はてブ当時にも、「techle 氏がやっていたようなことをみんなが手軽にできるようになった」的な話はいくつか出ていたように思う。
    • ただ、この「ニュースを編集して物語にする」という手法のためには、それを一本の流れに再構成する必要があるため、はてブのように作業の時系をそのまんまダラ流ししてしまうサービスではちょっと不適(でも効率的)。物語の品質でいえば、ブックマークで整理したあと再構成してブログのエントリでパブる、というのが見え方としては現状妥当だろう。
    • あとブックマークの「お気に入り」機能は、それを使われると一人の編集人の時系がほかの編集人たちの時系に埋もれてしまうということなので、アルファ編集人的な視点ではあまりよいかんじではない。でも「アルファ編集人グループ」的な界隈をまとめてお気に入りに入れておくことによって、それらのひとたちがなにをどう転がして楽しむのか、という観測は可能で、それはそれでひとつの「半同期群像劇」として物語的に楽しめるメディアになっている可能性はある。
  • はてなスターは誰を幸せにするのか話
    • たぶんユニークでないふつうのひとをしあわせにするよね。
    • ユニークなひとはブックマークとかで暴れてればいいわけだし。
    • はてなスターは携帯電話の電話帳感覚だよ。相互承認によって形成される儚いこころのネットワークだよ。

とかなんとか。