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趣味は人間観察です ミニストップ篇

出先で疲れたのでちょっと休憩して帰るかと思ったので喫茶店とか探したが見当たらず、コンビニのミニストップがあったので入ってそこで一休みすることにした。ミニストップは休憩コーナーみたいなのがあってそこに座って店内で買ったものとかを食っていいことになっている。で窓際に座ってアンニュイなかんじで EM ONE でインターネットとか見ていたのだが横のほうに座っていた小学生だか中学生だかの女子二人組の会話形式がおもしろかった。あのー小声で歌ってんだ常に。店内でかかってる FM かなにかのラジオ放送で流れてる曲を知ってれば「この歌好きー」とかいって歌い出し、携帯いじって音量しぼった着うたにあわせて歌ってみたり、または「この歌いいよねー」とかいって片方がアカペラで歌い出せばもう片方も小声で合唱。そういうのをサビの部分だけとか全部とか途中から途中までとかやりながら、その合間に会話している。クラスの男子の愚痴とか、クラスではみだし者になってる女子の面倒の見方とか、共通の知人の構ってちゃんのあしらい方とか、単に「今日もう疲れた」とか、塾がどうのとか、なんとか。会話に熱中すると歌は止まるが、ちょっとした隙間があるとすぐにハミングしたり歌い出したり。せわしないのかというとべつにそうでもなく全体的なトーンはダウナーなのだが、歌とおしゃべりのどっちが隙間の行為なのかよくわからない。いちおう音量が低いのは店内だしほかの客(おれやほかに数人の地域住民と思しいひとたち)に遠慮してのことのようだ。なんかもーこのへんになるとほんともうおっさんにはわからん世界だ。とりあえずお小遣い少ないからコンビニとかでダベってんだろうし、金銭的にも親や学校が厳しい的な理由によっても、なかなかカラオケとか行けないかんじなんだろうなーと思った。会話の内容からするとおそらくクラスでもよくほかの子の面倒を見る側のメンバーのようで、人間関係調整の必要性など妙にしっかりした考え方をしていて、そこいらへんのアホ高校生とかよりよっぽど大人だなーと思ったりした。とんだところで異世界のディレクター会議を覗いてしまったぜ感。でも歌いすぎ。そろそろ出ようと思って席を立ったらうしろで「歌いたーい」「歌いたいねー」とか言い合っていた。いやおまえら十分歌ってるよ。カラオケじゃないからだろうか。だろうな。こんな小声でなく大声を出したいのだろう。若さと苦労を発散させる、カラオケは身体性の娯楽なのだろう。