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レッズサポーター・ジャスコ・ヴィレッジヴァンガード

ヴィレヴァン

日記としては昨日からの続き、出来事としては一昨日のことだが、サッカーの試合終わったあとそのまま駅に行ったらすごい混雑で行列に並ばないと入れないかんじだったので、もちろんそんな状態は時間を潰してでもスルーすべきだと思ったので、駅から見えるジャスコに行って時間をつぶすことにした。奥さんジャスコですよジャスコ。さすが埼玉県だよ。ファスト風土化の権化たるジャスコが当然のようにブチ建ってらっしゃいますよ。駅の近くってのがちょっとポイント減だが(様式として、ジャスコは旧市街の発達した線路網のジャンクションでなく、郊外中の郊外となる道路網のジャンクションの近くにあるべき)、まあ浦和美園の場合そもそも駅の近所が全然街して発達していないうえに、道路のジャンクションが近くにあるっぽいので、よしとすべきところだろう。

で、ジャスコに入って、これは本当に感動した。さっきまでスタジアムでレッズを応援していた地元のレッズサポーターのひとたちが大量にいて、彼らがなにやってるのかというとスーパーで食材買ってるんである。これだ。これだよ。ナショナルリーグのサッカーチームの地域密着感が理想的に結実している光景だよ。夕方からサッカーを応援に来て、終わったらジャスコで野菜と肉とビール(もちろん車社会だからケース買いである)を買って帰る。それが生活ってもんだよ。そこに組み込まれてこその地元チームだよ。すばらしい。一流の動きでフィールド上に躍動するレッズの選手たちよりも、こっちのレッズサポーターたちのほうが輝いてみえたよ。広大な店内に赤いユニフォームが、売り物以外の捨てたもんじゃないものがここに溢れている。人間の暮らしだ。

で、店内ウロウロしていてヴィレッジヴァンガードを見つけてまた感動した(←これはサッカー云々とは関係なく、オタフィールドワークの一環として)。これか!これがうわさのヴィレヴァンか!噂には聞いてたけど、おれ自身はいままで一度も見たことなかったんだよ。新宿にはあるっていう話だったけどなー。なんかルミネの中だとかいう話で。そりゃそんなとこいかねーよという。とにかくにも、地方で文化系の自意識を優しく包む、サブカルファスト風土化のアイコンの本物を、はじめて見たのが埼玉県のジャスコというのはおれにとって最高の出来事だ。これかー。これが噂のー。とかウキウキしながら入店し、くまなく見て回った。本屋&雑貨屋、といわれて想像していたのとはだいぶ違っておもしろかった。もうちょっとオサレめなかんじなんだろうかと思ってたんだけど、どっちかっていうと「文化系のドン.キホーテ」ってかんじだな。ドン.キホーテはおれの中で基本的に DQN 文化のアイコンなのだが、そこにあるギャップは微妙なねじれを加えて接続する余地があり、なるほどなーと感心した。こういうかんじのほうが、いろいろと包み込めるものなんだろうかな。あと N さんが、ヴィレヴァンは漫画のラインナップが 90 年代あたりで止まってると指摘していて、それについてもなるほどなーと思った。

  • ジャスコ

あと、なんかデカいマリオのハリボテが置いてあるゲーセンがあった。あと関係ないけど、ジャスコ全体が CAPCOMDEAD RISING」の舞台となったショッピングモールにも似た印象で、さすがジャスコだなー土地を広く使うと自然とこんなかんじになるのかなーと思った。