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最近のアニメ

通信・ファイル移動 | 070816

最近どうもグレンラガンがおもしろくないが、このおもしろくなさはべつにグレンラガンへのおもしろくなさではなく、なんかいやな具合のメタ的なおもしろくなさであって、アニメは別にますますいいかんじなのである。じゃあなにがおもしろくないんだといえばおれの気分がだ、という話になって、もはやどうにもメタにアニメを見てしまっているなーという残念な気分と向き合わざるをえない。あんまこんなこた思いたくないんだけど、「はいはいどっちもそこそこ正しくてそこそこ間違ってんでしょ、アングルとかフレームとかそういう問題が正しく状況に噛みあってないという苛立ちでしょ、そういうことをわかりやすく見せるってのはつまり視聴者(あるいは流れから乖離して研究部門的な立場で状況に関わることができているキャラクタ)だけが持ってる特権的な視点、つまり客観が第三部の序盤から中盤への流れを支配していて、そこから見える景色が微妙だっていう話は、なんかあんまり見たくないものとして刷り込まれているなー」ってことだ。GAINAX 社作品を GAINAX 社自身に当てはめる考え方があまり好きではないんだけど、強いてそこいらへんでいうとゼネプロ→王立→トップ(&ナディア)後からエヴァンゲリオンの劇場版にかけて、のあたりの、幾つかの今から顧みると面倒くさげな気分のことなどが第三部では語られているようにも見えるかもしれず、つまりグレンラガンのおもしろくなさは、おれが勝手にアニメがつまらなかった 90 年代前半の思い出をスクリーンに当てはめているだけかもしれず、微妙だ。あと 90 年代後半はゲームがおもしろくなりすぎたので、それがおもしろいとかおもしろくないとか無関係にアニメはオタクのメインストリームというわけでもなくなっていったような気がするが、それはおれがゲーオタ視点で書いているだけの話かもしれない。

ともあれ、そろそろトンネルは抜ける頃合のはずだ。どうせこれが最後の大気中なのだろうし、おもうさま屈託に漬かって、そこから突破していってほしいものだ。見たくない屈託を見なくて済むようになったのは、2000 年越えてからだったような気がするから、第四部は、フリクリやトップ 2 の時代になるのだろう、か。