Colin McRae DiRT

Career モードの WRC ぽいレースはあんまおもしろくないと思っていたが、Championship モードをあそぶと突然おもしろくなってきた。おなじレースなんだけどな。なんだこの違いは。ダメージを引き継ぎつつ変わる景色の中をひたすら走り抜けていくかんじか。Career だとどうしても「あのピラミッド構造のひとつにアクセスしている感」みたいな意識で走っちゃうけど、Championship では「とにかくこの車でシリーズ最後のゴールまでたどり着くんだ」的な意識で集中して画面に向かっていけるからだろうか。なんだろう、レースってより「旅」ってかんじ。そうなるとワクワク度が増す。気分の問題にすぎないが気分重要ってことか。

あとおれは全般的に運転ゲーは後方視点で遊ぶ派なんだけど、このゲームの（大型以外の車両で走る）場合には圧倒的にボンネット視点がいい。後方視点のほうが中距離未満の路面状況に関する情報量が多いし、なにより自車の（荷重を含む）フィードバックが視覚で得られるので、細かい操作を要求されるゲームでは有利だと思ってるんだけど、CMD の場合自車の荷重より路面が走行に与える影響のほうが圧倒的に大きいうえに、後方視点だと微妙に見取りづらいあたりの中〜遠距離にある障害を睨みつつデジタルにハンドル切っていったほうが、いまのところ全般的に事故率低いかんじなので、ボンネット視点のほうが後方視点より必要な情報を適切に得ることができ、不要な情報に目を取られずに済むかんじ。なおバンパー視点は地面近すぎて有効視界が逆に狭まる、運転席視点はバンパー視点から視界を制限するようなかんじなので、どちらもゲーム的には NG。気分としては、運転席視点で遊んで一瞬の判断ミスでコース外に吹っ飛ばされるのも悪くはないけど。