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最近のアニメ

高解像度でアニメを見るようになると DVD 画質には絶望するが(http://d.hatena.ne.jp/matakimika/20070701#p3)、しかしいまが HD まっさかりの時代なのかといえばそうとも思えない。現在おれが楽しみにしている(見ていてアガる)TV アニメの双璧であるところの「天元突破グレンラガン」「電脳コイル」の二本とも、高い水準で絵柄感が維持されているが、しかしこれらのアニメといえどもたぶん現状(あるいはコスト的に将来にわたって)どうにも解決できない問題として、根本的に主線の太さが同じであることが、高解像度だとより強調されてしまう。漫画でいうと、丸ペンでサラっと描かれるべき細かさや、G ペンでガシッと描かれる勢いがない。すべて均質のミリペンで引いた線だ。

現状極めて上質に実現されているそれは絵柄「感」であって、絵柄自体ではないということだ。そりゃそうだろう。いちいち距離感やモチーフ毎に線の強弱やタッチの違いなどやっていたんではとても TV アニメなど作れまいし、仮にできたとしてもよほどうまく調整しないと絵がブレまくって作画崩壊どころか作画ディアスポラになる。あんまこのへんのデジタルアニメ絵柄開発事情についてはよくわからんのだけど、たぶん当分は、BD や HD-DVD で提供される劇場デジタルアニメの、しかもごく最近の作品で、その実験的な試みなどを確認できるか否か、といったところだろうか。「ホーホケキョ となりの山田くん」くらい極端に振って実験してるかんじのやつだと、実験すぎてオタ的な享楽の部分まで降りてくるかんじしないんだよなー。新作ドラちゃんのパッケージ化に期待か。