最近の読書

本屋に行って北方謙三「水滸伝」九巻と神林長平「敵は海賊 正義の眼」を買ってきた。で早速正義の眼から読み始めて、読み終わった。食い足りん。食い足りぬわ。朝飯食って次は昼飯かーと思いながら読んでたらもう晩飯だった、みたいなかんじ。もっと読みたい。昼飯ぶんを食ってないぞ。

ラテルはラテルだった。アプロはあいかわらずアプロの倫理だけで動いていて SF だった。セレスタンとラクエシュは、まあどうでもいい。匋冥は…、そう今回匋冥があんまり出てこないんじゃよ。そういう話なのである程度仕方ないんだけど。海賊側のコアスタッフが今回欠席。ジュビリーもカルマも出ない。まあしかし 2007 年の新刊のお題が「正義」ってのは、なにかのきっかけかもわからんな。次は十年ほど間を空けないうちの、続刊に期待しよう。この世界の、読んだことのない話を読みたいし、それが書かれない間待つことは苦痛ではない。