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読んでイライラしそうな漫画探索

かいもの

昨日は珍しく「読んでイライラしそうな漫画が読みたいかな」と思ったので、それらしいのを適当に見繕って買ってきていたのだった。で読んだ。いまひとつイライラしなかった。わりとふつうだ。残念。

  • ひとつは「大東京トイボックス」といってゲーム開発現場漫画。もとは「東京トイボックス」という名前だったが連載雑誌がかわってリニューアルした一巻目ということらしい。126 〜 138 ページあたりは結構いいかんじだったけどそれ以外は特にというかんじだったな。いま読んでもあまりピンときてない、という話かもしれない。もうちょっと気にしておきたいが、それほどおれのオタ勘に注意が喚起されない。
  • もうひとつは「魔法少年マジョーリアン」といって石田敦子氏作品。おれは(アニメータとしての氏の仕事はともかくとして、漫画家としての)石田敦子氏作品が全般的に大嫌いなので、今作についでも鉄板でイライラできるのに違いないと思って安心して買ったのだが、なんだろうか、わりとスルッと読み流してしまって拍子抜けた。あれ?もうちょっとウジウジしているあたりを期待していたのかなー。

それとは別に(読んでイライラというより読んでニコニコする目的で)、先日リリースされていたヤングアニマル連載の東雲太郎キミキス」の一巻も買って読んだ。「ヤングアニマルには二種類の漫画しか連載されない、つまり、エッチ漫画かバイオレンス漫画だ。エッチをヤング、バイオレンスをアニマルと説明すれば、ヤングアニマルの紙面は、まさしくヤングとアニマルの組み合わせだけで成り立っていることになる…」という筋合いでいえば、東雲太郎氏による漫画版「キミキス」は、ヤングアニマルにおけるヤング部分担当漫画として過不足ない良作といえる。寸止めだけどやりすぎるぜ!みたいな。こういうポジションの明瞭な漫画は読んでて自分が一切頭ってないことがわかって愉快だ。おもしろかった。

とりあえずこの三冊は、たぶん手元に長く置いておくかんじにはならなそうだ。キミキスについてはすでにどこかに置き忘れてきたらしく部屋に見当たらないし。