最近の読書

トルストイ「パアテル・セルギウス」を読み終わって、じゃあ次はゴーゴリ「狂人日記」だ、このひとは「外套」もおもしろかったしいいかんじだなあ正仮名なのでちょっと読みづらいんだけど、と思いつつ、読み始めて、読み終わった。おもしろかった。しかしどうもちょっと複雑な気分だ。なんかこの日記と印象が重なる web 日記を書いている知人が…。まあネタ八割素面二割といったところなのだろうとか軽く考えているが（普通の人間も二割くらいは狂気に支配されているものだと思うので）、どうもなー古今東西「あるひとがとある事情でキチガイの真似をして暮らしていたのだが、いつのまにか本当にキチガイになってしまったのでした」みたいな話けっこうありそうだしな。まあいいか。そういうひとも居る。おれが良し悪しを判断する筋合いの話ではない。

ところで CLIE だが、バッテリの持ち時間が微妙なことがわかってきた。おれの希望としては通勤昼食そのほか待ち時間など雑多に合わせてフル充電で最大二時間半程度動いて欲しいのだが、本当にギリギリ二時間半くらいまでしかもたないかんじで、余裕がない。電池切れを気にしながら読書をするっていうのはふつうの本なら不要のストレスであって、電子化という便利さに抱き合わせの不便として現状顕れてしまっており、あまりいいことではない。まあさすがになー。ヘタってるしなバッテリが。いまさら交換もむずかしいだろうし、また、できてもするつもりはない（この機械はこのまま使いつぶして終わりにする）。これはこのままいって、やっぱりダメだと思ったら使う場面を再検討しよう。