日暮里で花見
花粉!そして黄砂!死ぬ!と思ったが、薬飲んだらどうにかなったので、昼ぐらいから行われているらしい花見に参加することにした。桜は日暮里の谷中霊園で見れるらしい。そろそろ散りはじめだから、今日を逃すとまた来年という話になるしな。徹夜→帰宅→うたた寝、というかんじで 15 時前に起きて、時間的にはアレだなと思ったが、まあ桜見れればいいやと出発。
田舎者のおれからいわせてもらえば東京の桜は量的にしょぼいな。地元のほうで行きつけていた花見スポットは、車で数十分走った山奥にある田舎の中でも僻地中の僻地だったが、なんかもう桜まみれというか酒などなくても桜吹雪だけで色酔いできるくらいそりゃあもうものすごいんであるが、しかしまあそういう場所と違って東京の花見は人間がとにかくいっぱい居てにぎやかでいいな。そこは田舎が負ける。とにかく多いのがギター。じいさんとかおっさんとかにいちゃんとかそこかしこでジャカジャカやってる。あまり唄ってはいない。楽器はほかにもいろいろ。バイオリンも居たしハーモニカも居たしなんだかよくわからないものもあった。電気的なやつはなかった。
徹夜疲れがいまひとつ抜けず、花はこれくらいの量だとこの調子で見ていても大して酔えそうになく、酒はちょっと飲んで、あと人には十分酔っ払ったのでもう結構というかんじだったが、ところで日暮里の駅降りたあたりから連絡取ろうとしはじめている待ち合わせ人と、なかなか電話がつながらない。うーん当日どうするか段取りいいかげんだったしな。現場に行けばどうにかなるだろうと思ってきたけどこの混雑。さっき通りすがったあたりで「〜サブカルの巣窟だ!」という叫び声がしたので、たぶん花見会自体はあのへんでやってそうだなという見当はついたのだが、特に見知った顔はなく、紹介者をつかまえないことにはどうしようもない。ていうかもうだいたい今日は疲れたしわりと満足したしこのまま秋葉にも寄らず帰るかというような気分のほうが大きくなってきている。どうしたもんかなーと思っていたところで、電話がつながって、いま家だと。ダラっていたか。まあいいかべつに。桜は見れたし。エイプリルフールだったということで。