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男のダメな部分を肯定するアイドルソングを聴くと背筋がムズムズする

最近はむしろ Perfume のアルバムを聴くことで XBOX 360THE iDOLM@STER」を遊んだつもりになる、というかなり倒錯したゲームプレイに徹している。いま書いてて自分でもよくわからなかった。なにかランキングのリプレイ再生してる感覚に近いのだ。まあいい。簡単だが微妙すぎるエアトリックの話だ。やー、Perfume は最近の曲も中田中田してていいけど、なんのかんのいいつつ「Sweet Donuts」のグループアイドルっぽさは捨てがたいかんじだなとか、そういう方面に流れたほうがいい。

けどあれじゃよね「Wonder2」はいただけないな。どういったニュアンスでかというと、なんかこれはつまり「ナイーヴな男の奥手っぷりを肯定する」タイプの歌なんだよな。おれはこのての歌が苦手というか聴くと痒い。これに似た居心地の悪さっていうと、なんだったっけか、あれがひどかった、エルハザードの TV 版の ED の歌。エルハザードの TV 版は、OP ものっけから男性ポーカルで「現実よりも今は〜伝説の中で交わした〜約束を〜信じていーたいー」とかすごい歌詞であり、現実逃避をベタに肯定していてダメ男らしすぎるのだが、ED もまた女性ボーカルで「不器用ーじゃーなーきゃー恋はーできないの」とかちょっとそりゃねえだろというような歌で大概だった。どのみち温室っぽさって取るべき営業手段のひとつなのでまあそれとわかりつつ「ああ、わかりやすいですね」と逆に楽しむのがオタクの取るべき態度というものなわけだが、しかしそこまでベタに徹底しちゃうと、その温室はもはやゴキブリホイホイ以外に見えないんだよちょっと、という。まあ「Wonder2」はそこまでひどくはないが、通じてはいるよなと思った。あるいはそれが、この曲で拾ってある、ある種の懐かしい文化なのかもしれないが。