matakimika@hatenadiary.jp

WELCOME TO MY HOME PAGE(Fake) ! LINK FREE ! Sorry, Japanese only. 私のホームページへようこそ!

最近の家庭用ゲームプレイ全般

ものすごく大雑把な物言いになるが、ここ最近は「とにかく R トリガ引いたら弾で敵を撃ち殺せる」以外のゲームを遊びたくなくなっているというか、それ以外のゲームをあまりゲームと認識しなくなってしまっている。あ、運転ゲーは除く。R トリガが R トリガでなければならんのは、家庭用ゲーム界にレースゲーから枝分かれした運転ゲーというジャンルが立ち上がってきたからだ。それが円熟をみるためには右手人差し指で直感的なアクセルワークをできる必要があった。そしてそのようになった。そのうえトリガというのは要するに引き金であった。すなわち銃撃である。360 コントローラの振動機能は銃撃感に対してもじつにいい具合に最適化されておるわと感じる。「撃ち応え」を追求できるパッドが 360 に備わっているのは偶然ではあるまい。(西)洋ゲーにおいて FPS は、日本における RPG のように増殖し続ける癌細胞のようだった。どこかで読んだ記事でガイジン開発者の「我々はゲームについて様々なアイディアを持っているが、しかし実際には FPS 以外作らせてもらえない」という冗談交じりの嘆きもあった。そればかりが提供され、客もそれしか望まなくなる。銃撃ゲーの引力が魔的に強いことは、このところのおれが FPS 以外のジャンルのゲームのデモシーンなどで退屈しているとき「めんどくせえから R トリガで弾撃たせろよ」とか思っていることからも非常によくわかる。今後もそれが続くかどうかはわからないが、しかし当分の間のタイトル動向がその影響下から抜け出すことがないのは確実だ。とにかく銃撃のシンプルさ、手っ取り早さ、その直截的な達成感に勝てる魅力はなかなかない。ゲームプレイの手ごたえを身体性のレベルにまで落とすためのアプローチとして新しいコントローラを選択した Wii Sports ですら、うっかりしてると「いやボールなんか打ち返してないで銃で撃ち殺したほうが手っ取り早いんじゃ」とか思っちゃうしな。どうも殺人ゲームばかり遊んでていかんなー。もっと世界人類が平和になったりピニャータが集まったりするようなゲームを遊ぶべきかなー。

だからこそ、日本メーカーによる銃を撃たないゲーム、たとえば NAMCOアイドルマスター」などが XBOX 360 に向けてリリースされることなどには、一定の意義があるよなと思えたりもする。

あと銃を撃たないといえば Forza 2 も楽しみだ。PGR4 まではもっとも遊ぶ運転ゲーということになるのだろうし。