ソビエト・ロシア映画関連借りもの

K さんに借りてるリスト。

• コーカサスの虜
  • 三回見…ようとして途中でうつらうつらしてしまって（べつにこれはロシア映画だからということではなく、ただの睡眠不足）、全部の記憶をつなぎあわせて一回分。通してあと二回は見ておきたいところだ。少女がかわいい。ゴツくてやさしそうで口元のしまりのなさが若者っぽいワーニャの、立ち姿の輪郭が良い。そのままの格好で TREASURE「斑鳩」に出てきそうなチェチェン人のおっさんも良い。大陸国家の人間にとっての水平線ってどんなイメージだったろうかとも思った。
• 第九中隊
  • アフガンもの。ロシア映画にも娯楽作あるんだなーというかんじ。映像もがんばってる。PV 風なのかコントラストは常に強め。ときどき入る、我々の呼吸感覚からすると奇妙なスローモーションが可笑しい。
  • 可笑しいとか書いたけどべつにギャグやコメディではない。人間はボッコボコに死ぬ。
  • アメリカのベトナム戦争映画の主要なのを数本見ておけば、だいたいそのパターンの応用で理解可能…だと思う。ロシア語全然わからないうえに（日本の DVD じゃないので）字幕もロシア語しかなかったけどあまり困らなかった。あの時代のアメリカ戦争映画の、敵国側の視点で描かれているんだなと思うとちょっと感慨深い。アフガンとかランボーも行ったよなーみたいな。ランボーにやられる側のひとたち。
  • とりあえず、「わかりやすい戦争映画なんだけど制服や装備が米軍じゃなくてソ連軍」ってだけでウキウキする種類のひとにはすなおにおすすめできる。スラブ系のおっさんは無闇にかっこいい。
• 太陽
  • 以前に見ておもしろかった。昭和天皇の映画。ソクーロフ氏の独裁者三部作最後の一本という位置づけらしい。勿体無いのでこれは最後にとってあるが、我慢できずにちょっとだけ見た。鶴いいなー。
• ストーカー
  • 「絶対確実に寝る」「ラリホーがエンチャントされている」と評判のタルコフスキー「ストーカー」。そういわれてしまうと絶対に寝たくないので休日昼間見る予定。