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東京湾 | 060813

韓国地下鉄テロリスト vs 刑事アクション映画。TV でやってたので見た。おもしろかった。

どうも韓国映画見るとどれもお得感というか、「このての映画ならこんなカットこんなシーン」みたいなのが多めに見れる気がするな。「猟奇的な彼女」とかでも、何度も「恋愛映画にありがちの名シーンっぽいシーン」が用意されていた。全般に、ジャンルの勉強してからエンタテインメントとして約束を準備してくるっていうかんじの作り方なんだろうか(お約束をメタに持ち込むのが前提になってる感覚)。まあたまたまおれがそういう韓国映画にばかり当たってるってだけっぽい気もするけど。

あとなんかキャラクタに寄り添うかんじのカットで画角が妙に気になった。寄り添ってるけどカメラごしでーすってかんじなんだよな。シーンとしては映ってるキャラクタに心情に移入すべき状況っぽいのだが、あくまでテレビの向こう側の光景で、「まるでそこにキャラクタが居るかのような」かんじがしない。ああ、これが画角感か。なるほど。それがこの場合ズレてんだな。昔の巨匠はそういうところにこだわっていたというし、いまでも映画の勉強のいろはなんだろうけど、本作の場合はわざとそこを外してるのだろうか。最近はどうなんだろうなー、たとえばアニメ内で TV 画面を映すとき走査線が演出されていたりするけど、おまえいまどきこんなボロいモニタないだろというくらいエフェクト過剰だったりしても、それはそういう様式化しているのであまり違和感にはつながらないとかある。たぶん実際よりも劣化しているもののほうがリアルというか。肉眼視に近いパースよりカメラごしの映像のほうがリアルっぽい場合とかも増えているだろうからめんどくさくなってそうだ。映像ソースでも、どういう現場ではどういうレンズが使われてるのかとかがわかっていれば、画角自体でもそれらしさを演出できるんだろう。そういうこと考えてみると映画ってのも奥が深いんだな、など雑然ととりとめなく考えつつ見ていた気がする。