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ネット雑談空間妄想

Skype 会議はダラしゃべりに非常に有効だが(ラジオとかと前提が違うので「がんばって喋らなきゃいけない」感がない。つないだまま全員が黙っている時間帯があってもいい)、しかし OFF 会完全互換というわけにはいかない(→http://d.hatena.ne.jp/matakimika/20060326#p1)。「全員が全員と等距離であるがゆえの自由・不自由」というわけだ。距離の問題が解消されるかわりに「1 会議=1 話題」で固定される。Skype 上では、話題が錯綜しそうになったときやクロスオーバーしかけたときに、自然と分離集合を繰り返すような流れが生まれない。まあ強いていえば、ボイスチャット側と文字チャット側で話題を分けるとかすればいいのだが。

これをなんとか自然なかんじにできないかなーと考えているときにやっぱり思い当たるのはらじろぐ。Skype とらじろぐと mixi などの SNS を併用することで、なんかいい具合の身内ダラ喋り ON 会場みたいなものを仮構できないものかという。

  1. なるべく強まった PC オーナーに Skype 会議を主催してもらう(デュアルコア推奨、複数)
  2. その会話をらじろぐに流す(会議別)
    • このとき「ブログを紹介 する / しない」を「しない」に設定しておく(そうしておくと、放送を開始してもらじろぐトップに上がらない≒「たまたま知らないひとがそのチャンネルを聴いてしまう状況」の抑止≒URL 知ってるひとだけが聞ける状態をやんわりと確保)。まあ紹介してもいいんだろうけどなんとなく。
  3. そのらじろぐの URL を SNS の日記等で告知(こうすることで、聴くひとをある程度の範囲に限定する)
  4. Skype や MSN メッセンジャ、SNS のコメント欄やメッセージ等で参加者を常時受付

と、こういうかんじで運用されている「Skype × らじろぐ」がパラレルで走っていれば、けっこう居酒屋トークに近い状態が再現できるかもしれないと思った。基本的には進行中の会議のらじろぐを複数聴取しておき(いちばん興味ありそうなチャンネルのボリュームを最大にしておき、わりとどうでもよさそうなのはボリュームを絞っておくとかして話題の順位付けができる)、そのなかに興味のある話題が出たら「おれも混ぜろ」というかんじで会議ホストにリクエストして、Skype 会議に招待してもらう。適当に用事が出来たりとかすれば抜けるのも自由。もちろん会議参加中のメンバも、らじろぐ経由で個別にほかの会議室の会話内容をモニタできるわけなので会話の流れ次第であっち行ったりこっち行ったり出入り自由。各会議室の文字チャット等で、現在進行中のトピックを流しておけば、音声をモニタしてなくても全体が把握しやすいかもしれない。一言云いたいだけなら会議に参加するまでもなく、文字チャット側に乱入すればいい。

  • 問題点
    • 会議へ招待の手続きが結構面倒。会議参加中のメンバが知り合いだったら「このひと呼んでー」というかんじで文字チャット側に招待→そのメンバをホストがフレンド登録→登録終わったらホストが参加希望者を会議に招待、という流れになる。あと「入りたい!」というリクエストが即座に届けばいいんだけど、別サービスのチャットとか掲示板とか経由だと見落としなどでラグが発生しがち。なるべく確実なルートでリクエストしてもらうしかないか。
    • らじろぐは、放置してるとたまに放送が止まってるので、放送担当者はこまめにウィンドウを確認せねばならず面倒。
    • 実際に大人数でやる場合、ログ取りするかとかなんとかの取り決め。
    • ホスト役のひと同士が喋りたくなった場合、会議室がひとつ消える。
    • 全体の流れを把握しやすいように、誰かひとりの SNS 上の日記等で一元的に広報したほうがいいだろうけど、なにしろ SNS なのでそれを参加者全員が見れるかどうか微妙。
      • ON 会専用コミュニティ作って事前にそこに参加してもらうというのがすっきりするんだろうけど、それもなんだかなというか。そこまで気合入れるのか。
    • 知らんひと 6,7 人とかが一斉に喋っている状態だと、誰が誰かの判別がむずかしい。OFF 会なら話者の特定が簡単だけど(目の前で喋ってんだからあたりまえだ)、Skype の場合声だけなのうえ、距離も方角もないので。
      • 「喋っているひとの名前は何か」がわかる必要はないんだけど、「さっき発言したひとといま発言したひとが同一人物であるかどうか」みたいなレベルでの判別は必要。

複数チャンネルではないんだけど、この週末にやっていたダラダラ Skype 会議らじろぐ放送で「おれも混ぜろ」イベントが発生したので、それがおもしろかったし、なんかこれは意外にいいかもなと思ったという話なのだが。今度同時二チャンネルあたりで実験してみたいかんじだ。同時二チャンネルとかだとゲームにも使えそうだな。ファーストコンタクトシミュレーションとかそういう。この場合ログは必ず録音しておき、ゲーム終了後に互いのログを聴きあって「ありゃーあんときそんなこと言ってたのか」とか「うわーこんな心配する必要なかったのかー」とか残念がるという。