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大玉

大玉

戦国ピンボール兼特殊 RTS、みたいなかんじのゲーム。KaZe 社のデジピン大好きっ子としては、家庭用イロモノピンボールは一通り押さえておきたいところもありつつ、あまりへんなのは要らんかなという気持ちもありつつ、「大玉」に関しては第一報からなんとなくこれはよさそうだろうという雰囲気を感じていたので、買う気まんまんのまま数年が過ぎ、今年ようやく発売された。一応「マイクデバイス装備」という情報が出たあたりから「なんだか妙な雰囲気になってきたな」とかは思っており、また情報が出てから実際にリリースされるまでの期間が長すぎたこともあり、なんとなく期待半分不安半分といった心境での購入となった。

「とりあえず触ってみた」のレベル。

  • フリッパーは LR トリガ、ティルトは右アナログキーで。
  • マイク感度は良好だが、日本語判定はわりとゆっくりめに喋らないとダメっぽいかんじ。早口で連呼するよりゆっくり一回言ったほうがいい。
  • 緑色のチップを拾ったあとしばらく敵兵力を大玉に巻き込むことで、味方控え兵力が補充される。
  • 釣鐘衆が敵城門を突破したとき付近に居た兵力が次ステージに持ち越されるということは、ステージクリア時に最大の兵力が城門前に集結しているのに越したことはないということになるか。そこへ向けての控え兵力の調整と。
  • 敵騎馬隊が通過中はフリッパーを操作できない。また、騎馬でなくても兵士がこちらの大将と交戦している最中はフリッパーを操作できないかも。対策としては、フリッパー操作のできない状態で大玉が落ちてきたら控えの兵力を小出しにする。湧いた直後の味方兵士は当たり判定で大玉をちょっと押し返す。そのあいだに敵をなんとかすると。
  • 騎馬隊は歩兵では防げないが、大玉を当てれば死ぬ。できれば最下辺到達前に全部つぶしておく。
  • 命令を出す際、十字キーでターゲットを変更できる。

なかなかいいかんじ。でも VIVARIUM 社のタイトルはだいたいそうだが、おれのゲーオタ魂に働きかける引力がなんとも微妙だ。うおーという熱中とはちょっと違う。醒めているような、フワフワしているような。それがうまい具合に生活と噛み合うといいんだけど。

一応序盤数ステージをクリアはできたが、いまひとつ戦場を自在にしているという感覚は得られていない。たぶんうまくなればそれが感じられるようになるはずだ。ピンボールとはそのようなゲームであるから。それがないなら残念ながら大玉はピンボールゲーであるとはいえまい。それでもべつに戦国特殊 RTS として十分個性的なタイトルではあろうから問題はなかろう。ようするにおもしろいならなんでもいい。おもしろがれそうな奥行きは感じられる。あとはプレイ時間の確保、こちら側の問題だけだ。