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湯けむりスナイパー II 花鳥風月編

湯けむりスナイパー II 花鳥風月編

「花鳥風月編」は二巻までで終了、ってことだろうか。源さんをめぐっているようでめぐっていないようなヒロイン闘争に決着がついた。十六巻終了時点でかなり明確に描かれてはいたけど、あくまでも夢は夢だったので、はっきりしなかったが、とにかくにもこれではっきりした、という意味でいえば、この花鳥風月編をもって一旦の終了と考えてもいいかもしれない。芸者のひとはほとんどフェードアウト。女将のひとも一歩引いた格好。君江がけっこう危ういラインでトモヨと押し引きしていたが、下手の攻めが上手に回る機会はなく、届かなかった。

温泉街アウトロー組としては、源さん・トモヨ・松三・君江のカルテットか。もちろん源さん・トモヨのラインがダントツでガチ。松三は目の描き方が明らかに変わっていて、因業が以前より浅まり、健全さゆえに浅くならない君江と現状では似たところに立っているか。また、もしかしたら今後由美が入門してくることになるかもしれない。そうならないように周囲の気遣いもあったが、こればかりは本人の心情次第だし、今後どうなるかはわからない。そこを叩くためにもしばらく女将周辺のエピソードを絡めていってほしい気もするが、まあそれは妄想が過ぎるというものだ。

とにかくにもおもしろかった。顔力に圧される漫画は読んでいてきもちが良い。