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ラヂオの時間

ザ・ビッグバトル | 060210

三谷幸喜氏の映画第一作とのこと。なんとなく「たぶんおれにとって三谷幸喜氏作品は、おもしろいだろうけど嫌いだろうなー」という雰囲気を感じていたので、機会はあっても見ずに来ていたのだが、頭痛に悪寒に脱力に全身を覆う鈍痛に、様々に鬱陶しかったこの数日の体調不良からようやく脱しかけている今夜、いまさらなんの細かいことをぬかす見るも見ないも一方に決めてかかるはこだわりの一点において等しいという気分もあって、TV でやっていたのを見た。そんな夜だからこそ TV なんか見ず安静に寝ろという話ではある。

で見たけどこれおもしろいねたのしいね笑っちゃうしニコニコしちゃうし居心地も悪くなるしあーもーってかんじだしよくわかってるかんじだなあ、いやまったく三谷幸喜氏というひとはすごく非の打ちどころのない仕事をするのだなあと思いつつ、しかし一方で「なにこのご家族あんしんマーク付みたいな優等生ノリ。くっさいくっさい!ゲロの端にまで匂ってきそうな優等生くささだぜえー!」みたいな感想も同時に鎌首をもたげてくるので、ああやっぱりなと思った。おもしろいしこういうの好きなんだけどたぶん嫌いだなこれ。おれの中のなにが三谷幸喜氏作品を嫌っているのかといえばそれはもちろん中坊精神が嫌っているとしかいえない。じつはこの「中坊精神がそれを正義と認めるか否かで好悪を決定(選択)する仕組み」というのは、ゲーオタのクラスタ及び年代を語るうえで避けられないポイントなのだが、まあそのへんは長くなるし脱線なので後日覚えてたら書く。

あと(この映画の話ではないが)アニメ「アンドロイドアナ MAICO 2010」はふつうに楽しんで見た。けど放映当時途中までしか見ることができなかった。やってること基本的には「ラジオの時間」とおなじようなものというかなんというか。見れるものなら最後まで見たかったアニメのひとつだ。じゃあなんでラヂオの時間は嫌いで MAICO 2010 は嫌いじゃないのかというとー、めぐり合わせとかだろうか。あとたぶんゆるさ。三谷幸喜氏作品にはたぶんゆるさがあるようでないんじゃないかな。これしか見たことないのでわからんけど。

ついでに、以前読んだ三谷幸喜氏に関する興味深いエントリ。