新○○味
今年の飲料系の TVCM の印象。
- 「新○○味」という言い方
- やたら目に付くんだけど、あれは業界全体の流れなのか、それとも一社が打ち出してる商品アピールなのか。いちいち商品名とか見てないのでわからん。
- 「新○○味」って、なんにも説明していないのと同程度の負荷で、漠然とした「新」のイメージを商品に付着させることができているいいコピーだなあと思う。いまどきはするどいのと無害なのと両極への分化が洗練されてるかんじっていうか(「-4 で +6」とか未熟な打岩では昨今の広告業界生き残れんのだろうな)。で、新○○味の「無害系で +1」感は偉いというか。無害ゆえの微弱さについては、広告量でカバーしている。
- 飲み物の CM だけど食い物が主役
- ビールの CM で、やたらと「ビールに合いそうな食い物」にフォーカスした CM が目立った。とにかくツマミでアピールする年だったってことかな、と思ってたら、こないだお茶の CM でも「食い物と合わせてうまい」みたいなのを見かけた。まあこのへんは PC とか家電とかでも「この組み合わせでデータの取り回しが便利」みたいな売り方ふつうだしなあ。ご近所メディアとの連携をアピールって商売には一定の強みがあるというか。