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腕におぼえあり

  • 第一話 用心棒稼業
  • 第二話 逃げる浪人
  • 第三話 赤穂浪士の影
  • 第四話 夜鷹斬り
  • 第五話 夜の老中
  • 第六話 内儀の腕
  • 第七話 愛ふたたび
  • 第八話 代稽古

このところ「腕におぼえあり」の DVD を見ている。全十二話。現在三巻セットの二巻まで消化。放映当時すごくおもしろかった記憶があり、今見てもやっぱりおもしろい。藤沢周平氏の原作(用心棒日月抄)がまずおもしろく、TV ドラマ化にあたってのスタッフ諸氏の仕事ぶりもよい。映像のクオリティがよいというわけではない。1992 年放映作品で、(当時なりの)映像技術的にも予算的にも、チープな部分は隠れてないんだけど、よいところをよく見せて抜くところを抜くという緩急ワークとでもいうか、原作、アレンジ、縦糸、横糸、伝統、新味、時代考証、配役、芝居、殺陣、諸々含んでトータルで良いとしかいえない。空間と尺は使いようなのだな。かなり異色を出してきつつも腰が安定してる。ひっくるめて一言でいえば「とにかくにも青江又八郎がかっこよすぎて痺れる」だ。なんだ結局そこかという話だが、そこ一本にきっちり収束してくる流れ作りが小気味良いという話だ。とにかく青江又八郎はかっこよくていいなあ。島耕作などとは格が違う。まあお家の大事で許婚の父親を斬って脱藩とか、そういった波乱を経験せずに済んだ島耕作の人生は、青江のような人生と並べてどうこうって話ではないわけだけど。

これは一回や二回見るだけでは勿体ないので(すでに各話 2,3 回見直してるんだけど)プレイやん用にエンコードしてさらに何回か見直そう。そして「用心棒日月抄」も再読だ。そうなるとまた北方版三国志読書開始が遅れるけど致し方ない。あと「ひぐらしのなく頃に」も遅れるがそちらはさらにプライオリティが低い。

「腕におぼえあり」には第三シリーズまであるが、DVD になってるのは第一シリーズだけのようで、たまに CATV とかで再放送してたりするらしいのだが、受信も録画も設備のないおれの環境では第二シリーズ以降を見る手段がない。残念。