ファミコンウォーズ DS - 航空相撲
対戦。おれはブルー軍、後攻。オプションはれいによって索敵だけを ON に変更。疲れてるし短時間で終わらそうと戦場はネジクレの泉。港はなく、工場と空港。その名のとおり真ん中に泉。そこに突き出す形で両陣営の本部。地形はほぼ点対称。ぐるりと回りこんでいる侵攻ルートがふたつ。互いに攻めやすいほうから攻めつつ守りやすいほうを守りつつジリジリと表で一進一退をしながら、裏で輸送ヘリでの電撃占領を狙う。
結果。ブルー軍の勝ち。なんのかんのいいつつもまずはやはり陸戦だろうと陸上戦力の整備に専念していたら、レッド軍側の反応がいまひとつ鈍い。押せなさそうなのに押せそう、やばそうなのに攻めてこない、まあ索敵マップだから慎重なのかなとか、疑問には思いつつも深く考えず、妙にジェット音が聞こえるので空戦力重視か?程度に漠然と警戒しながら、とりあえずやってみるかと様子見がてらロケット砲で司令部にのっかっていた敵偵察車を破壊、輸送ヘリ&バズーカ兵で敵司令部に占領を仕掛ける。が、大した備えがあってやったことでもないのでサクっと潰された。いちおうレッド軍的にはちょっとやばかったらしい。まあ占領まで歩兵無傷だと二ターンで終わってしまうのでこのへんは手数の勝負になる。で、その司令部防戦に駆けつけた空戦力の多さが気になっていたところでレッド軍がタッグブレイク発動、こちらの司令部へ逆占領を仕掛けてくる。なんかもう戦闘機に爆撃機に戦闘ヘリにと大軍団。ああしまった敵は本気で空軍による司令部占領が本命だったのか、だから陸戦の手ごたえが妙だったのねー、とようやく合点。司令部は湖に突き出すジグザグの一本道で、攻め込まれるとけっこうたいへん。あーこりゃ間に合わんかもねと思った。けど念のため司令部に置いておいた対空戦車とその横のバズーカ兵が健闘、それに敵の油断もあり、ギリギリ一手残ったところに隠密ステルスが間に合った。対空戦車二両を生産して陸側から一本道を塞ぐかたちで置かれていた敵空軍を掃除した(←ステルスによる湖側からの爆撃警戒を緩ませる意味もあったが)ことによって敵空軍は半壊、さらに敵の主力が空軍であることがわかった時点で陸側でも一斉に侵攻をかけ、司令部侵攻を食い止め終える頃にはレッド側の防衛ラインを両面から突破。ダメ押しのタッグブレイクで内陸まで侵攻&都市占領して拠点確保、このへんで勝負が決まった。
なおも森の中からロケット砲で間接攻撃してきたり、ユニットをのっけ損なった工場からグレートタンクを出してきたりなどして抵抗するレッド軍だったが、そのあたりはまともに相手をせず、結局輸送ヘリを回すより陸上から輸送車で送った歩兵のほうが早かった、司令部占領で勝利。索敵マップのおかげもあって、あらかじめわかってはいても緊張する奇襲の応酬があり、それぞれピンチになっておもしろい対戦だった。時間もけっこう短く終わったし。反省として、シグナルはいくつもあったのにも関わらずクリティカルな状況への備えがまったくできていなかったことは大失点だった。運の助けもあって結果的にはどうにかなったわけだけども、敵にあともう一手ぶんのツメの甘さがなければ負けていた。