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ファミコンウォーズ DS - なぜオタの命令は常にサーチ&デストロイですか?

旅行写真 | 060101

再び対戦。今度はおれがレッド軍で、もうちょっと広いマップでやってみようということでアシナガ島、オプションは索敵だけを ON に変更、緊張感を高めてみた。アシナガ島というのはようするにアドリア海を囲んでイタリア半島のあたりを切り取ったような地形。(シチリア島は省略されている)、レッド軍がイタリア半島を押さえ、ブルー軍はクロアチアあたりに本陣を構えている。海が比較的大きなマップだが港はなく、陸上&航空での戦いになる。

  • やはり索敵マップだと通常マップの数倍緊張する。お、おもしろい。
    • 索敵マップの場合、敵ユニット数情報は表示されるが、占領都市数と資金状況は非表示になる。
    • ユニットの構成は不明だが移動音は聞こえるので、どういった種類の敵ユニットが現在稼動中かの推測は可能(←「ジェット音が聞こえた!戦闘機か爆撃機だ、こっちはまだジェット音出してないから(空対空兵器である)戦闘機を今敵が出してくる確率は低い、てことで十中八九爆撃機だろう、とりあえず対空戦車を配備しておくべきだが、どこに来る?(予測開始)」→「ギャー、ステルスだった」みたいな)。
    • 敵の出方がわからないので、分析→予測→作戦のうちの予測の重要性が増し、作戦が熱くなる。
    • 索敵用にユニットを余計に持つ必要が出てくるので出費が嵩む、ので戦線に投入するユニットの割り振りでもジリジリする。
    • 据え置きゲーム機だと画面見えちゃうからむずかしいが、携帯機だと手軽に緊張感が得られるのだなあ。
  • 前回膠着したので今回もそんなかんじかなあと思ったが、ソラマメ島より短時間でちゃんと決着がついた。レッド軍の勝ち。地勢が違ったので作戦がまったく違い、その強弱が出たのだろう。かなり慎重に進めたが、終盤になるまで安心できなかった。
  • レッド軍の場合初期配置で空港がなく、ブルー軍側にはある。ので半島の守りはブルー軍がヘリを飛ばしてくることを想定し、歩兵と対空戦車を主体として海岸沿いを固める。司令部付近の平地には偵察車、中部は山岳地帯になるので山の上に歩兵を置いて視界を確保。
  • 一方マップ北部に目を向けると、ブルー軍領地から半島に侵入してくる部分に峡谷があり、その手前(半島側)に工場と都市。峡谷からブルー軍側に進んだところにも工場があるので、ブルー軍としては峡谷を要塞化して十分、さらに手前の工場まで占領して半島の付け根の平原で決戦場とするのが万全といったところだろう。それを許すわけにはいかない。司令部近くの視界と対空戦車配備も重要だが、まずは速攻で峡谷手前の工場と都市を押さえなければならない。
  • 案の定敵は輸送ヘリと戦闘ヘリを司令部近くに送り込んできた。が、そこは予想どおりなので対空戦車で対応。北部の工場も案の定争奪戦になり、一旦占領されてしまったが即座に軽車両中心の部隊で奪い返して工場上にユニットをのっけておき、歩兵を送ってなんとか制圧。犠牲は小さくなかったが、ここを制圧する意義は大きい。
  • 戦力が南北に分かれてしまったので中央を抜かれてしまった。輸送ヘリから降下した歩兵が半島付け根の中立工場を占拠。でも、山に置いといた歩兵のおかげで視界はクリア。工場占領前に潰すのは不可能だったが、占領直後になら車両が間に合いそうだったので、北部工場同様軽車両部隊を派遣して制圧。偵察車がギリギリ間に合って、なんとかなった。
  • 中盤、峡谷の東西で消耗戦をやりつつ着々と内地の中立都市を制圧。このあたりから徐々に生産力に差がつきだしているはずとの分析が立つので、敵の生産力を推測しながら作戦が立てられて楽になってくる(峡谷ですり潰し合いを続けていれば、陸上部隊の補充で金を食われ続けるので空戦力の立て直しが遅れるはず)。当座の奇襲はない。侵攻を警戒していたぶんのユニットを薄くして戦力投入を峡谷攻略に一本化。間接射撃の豪雨で弱らせ、グレートタンクを先頭に無理やり押し通る。占領はままならないものの、敵司令部までの道は通った。
  • 終盤、ブルー軍は峡谷を抜かれても頑強に抵抗する。押しているとはいっても補充がない状態では苦しい。ブレイクされてこっちの大駒がやられれば逆転もある。ので、今度はこちらから輸送ヘリを飛ばして敵司令部近くに歩兵を降下、まあ待ち受けていたバズーカ兵にボコボコにされたわけだがその甲斐あって、敵は本部の守りに金をかけて北部戦線が手薄になり、このへんで勝敗が決した。

繰り返しになるが、索敵マップは通常マップと比べて「作戦を立てて実行してる」感が高く、それがおもしろい。全部見えてれば当然の対処が当然の結果につながっていくだけだけど、見える範囲しか見えないので、暗闇相手に余計な心配をして金や時間を浪費したり、読みきったと思ったところで不意を突かれて崩れたりするという楽しみ。それがよくわかった。そして感想戦が楽しい。またやりたい。