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FABLE

飯でも食いに出かけようかと服を着替えるつもりで XBOX 起動、そういえば FABLE 買ったっきりで起動してなかったのでこのあたりのタイミングで一度立ち上げるだけ立ち上げておくかと思ったので最初のあたりをちょっと遊んでみた。

なるほどー、よくできていつつ、うーむ。一見牧歌的なファンタジー社会であるが噂がワールド住人間に光速で共有されるので目の前でひとの態度が豹変するあたり、むしろサイバーパンクな(←この用語もさっさと死語になるかと思いきや案外長生きしてそのかわり指すニュアンスがすごく大雑把になってしまった)世界観といえる(見た目どおりに牧歌的な世界であれば、情報伝播のディレイを利用した情報戦(いたずら)を世界に対して仕掛けることが可能でなければならないだろう、が、まあそんなのはイメージ先行デザインの話であってどうでもよい)。あと噂システムは対プレイヤとして組まれていてプレイヤだけがそこに参加していないように感じられ、「プレイヤ - それを取り巻く世界全体」という包まれ過ぎた関係に思えてそこが窮屈というか、かいがいしく相手にされすぎてるかんじというか(あんま詳しく調べてないので勘違いかも)。このあたりの設計思想は完全にオフラインのもので、仮にこれをオンライン(マルチプレイ)にもっていくなら「プレイヤキャラクタもまた噂システムにその一員として参加していく」というようにデザインを一から作り変える必要が出てくるだろう(←ノードで管理するような?)。

空間はあんま広くないかんじだけどなんにでも干渉でき反応が即座にフィードバックされ変化していくので世界は広大というか、深い。このかんじは、どういうんだ、ええとー見た目とインターフェースは GCゼルダの伝説 風のタクト」を豪華にしたかんじで、できることは細かく多様でそのぶん体系がややこしく、そんでもって多様性が階層構造より複雑なのでこのあたりはシームレスな「ボーダーダウン」のすごいやつを ARPG でやってるようなかんじというか。おれしかわからんなこの例え方では。ううむ。あと PC ゲーっぽい。チュートリアルとかが。インターフェースの割り切った解説の仕方とかもだけど。あんま子供に夢見さす気なさそう。「大きいお友達なんだろ?」というかんじ。これもあぶないニュアンスだ。

ざっと触ったかんじ、どっぷりはまれる暇を確保できれば楽しめそうなんだけど、暇がないと「あー駆け足で遊んじゃってるおれ勿体ないー」と感じながら遊んでしまいそうなかんじのタイトルと判断。GW を全部つぎ込むつもりでやればこれからでもおもしろい体験ができそうではあるものの、ちょっとそれをやろうと思える余裕が今はない。プレイ見送り。

で、飯を食うのがずいぶん遅くなった。ひさしぶりにカレー。薬膳薬膳。