RUMBLE ROSES
かなり満足度の高いタイトルといえる。出来のいい消耗品。KONAMI 社的クオリティコントロールの光の面を見たかんじ。
- まえにも書いたが「荒削りだが核心を突いている」点を評価するタイトルであり、科学力面やタイトルの質量感等で見るべき点とかはあまりない。もっとうまくやれるひとたちは探せば居るだろう。ただ、予見されてはいたものの、彼らがやるまで実際にここまでやる人間はほかに誰も居なかった。すくなくとも国内では。
- 触ってみた当初はプロレスゲー相応に操作が複雑な印象を受けたが(わかってないうちは同じ技を連発してしまう)、しばらくやってみるとプロレスゲー相応にアバウトな操作でもまあ問題ないとわかった。
- ゲーム全体は、コレクト要素をひととおり集めるまで遊んで飽きるためのゲームかにゃーと理解。ファイプロほどのストライクゾーンの絞られた麻薬性とかは持ってなさそう。やりこんでみると違うかもしれない。ポテンシャルはあると思う。ただ、それを活かす方向へ作りこまれることを望んでいいかどうか悩むタイトルだ。
- ひととおりキャラクタを出してエピソードを眺める。
- ひととおりエロ技を探し出して格闘時よりも真剣にカメラ操作。
- キャラ別エピソードはひたすらに馬鹿
- モデル及びモーションの ero さは過去類を見ない。
- 表情がこれまでになかった独特の生感。アジアンテイストが出ているとでもいうのか。このようなタイトルは世界各国で開発され、それぞれのお国柄のギャルモデル同士が美を競うべきだと思う。
- 必ずしも精巧なモデルではないし、洗練されたモーションでもなく、美しい描画ではないのだが、総合的には比類なく ero い。ガチャガチャした質感がつまりは猥雑さとも合致しているということだ。おっぱいシミュレータも出色の出来。
- 微妙なアングルだと「おや?」という形状が見えたりするがぜんぜん気にならない。ero くさえあれば細かいところなんか気にならないんだなーというかんじ。
- PS2 なりの画質の粗さがコストパフォーマンス向上に寄与していることを実感するタイトル。誤魔化しのきかないプラットフォームで作ろうとするとコスト跳ね上がりそう。
- ero ゲーとして DOA の問題点を踏まえて解消してきている。
なるほど正しいゲームだぜランブルローズ。なんだかんだいって PS2 で動く一般売りされてるゲームなのでエロといってもべつになにもないわけだが、画面から放射される劣情オーラは国内タイトルとして未知の領域。DOA より並外れた邪道、ビキニカラテ(http://www.micromouse.co.jp/wgame/bikinikarate/bikinikarate.htm←心に余裕のないひとにはおすすめしづらいタイトルだが個人的には一応おすすめと言っておきたい)より格段に洗練されており、スーパーギャルデリックアワー(http://www.gpara.com/special/tubo/gal/)より遥かに高くストロングスタイル。最適のパフォーマンスが目的意識を具現化している。
このゲームが真におもしろいのは、おそらくフィールドを共有する者同士での(非異種格闘技戦的な)2P 対戦だろうと思うのだが、おそらくそのシチュエーションで遊べる機会がおれにはないのはちょっと残念。このタイトルが XBOX で企画されていたなら Live 対戦もありえたかもしれないが…。
次回作(当然あるよな)への希望。
- 16:9 対応(解像度はそれほど期待しない)
- タッグマッチ(当然)
- リプレイ及びビデオ編集&写真撮影機能(当然)
- レスラーエディット(次々回作待ちかな)