アニメ鑑賞会
アニメ体力の衰え(http://d.hatena.ne.jp/matakimika/20040406#p3)に焦りばかりつのる昨今、新宿でカラオケ屋の DVD プレイヤを利用してアニメ DVD(主に「ジェネレイターガウル」の BOX)を鑑賞しましょうという集まりがあると聞いて、ここで行かねばオタクがすたるとばかりに参加。でも例によって当日寝坊してしまったので最初のほうを見逃した。オタクすたりかけだ。
見たものリスト。
- ジェネレイターガウル - 全 13 話
- http://www.tatsunoko.co.jp/Works/Works3/Gawl/
- 茶筒。
- 遅刻により序盤(二話くらい?)を見逃し。感想は上記。
- TWO-MIX / WHITE REFLECTION THE MOVIE
- アニメ「プラネテス」「To Heart」のキャラクタデザイン等で知られる千羽由利子氏の仕事、と言われるまで気付いてなかった。あーそうかこの顔は。デジタルな演出の中にもモーションの細やかさが光る。デジタルもののアニメとしてもけっこう初期作?
- TWO-MIX の二人がアニメキャラとなってアメリカちっくな幻想世界でシンボルを追っかけて旅をするぜー、という内容。売り出しの性質上「二人で旅をしてるんだから途中いろいろなければおもしろくならない」「でも二人を仲良くしすぎてもそれはそれで困る」という微妙ーな線上の苦労がなんとなく見て取れる。ようするに二人で旅して喧嘩とかするんだけど仲直りの描写が控えめ。微妙に触れ合わない。背中は寄せても肩は抱かないまま旅をする距離感。つまり「はい二人はここでセックスしましたよのサイン」が回避されていて、なんとなく落ち着かない気分になる。おれが穿ちすぎか。実のユニットと仮のストーリー性の合致ってむつかしいよな。生まれも広がりもしない世界イメージは、しかし数年後のセカイ系を予感させなくもないと、こじつけることは可能、か?いやあまり関係ないよな。
- NARUTO -ナルト-
- 第 71 話 古今無双!『火影』というレベルの戦い
- 参考→http://artifact-jp.com/mt/archives/200402/naruto71.html#001221
- 水、煙、ジャックと豆の木など、エフェクト作画の博覧会状態。あと忍術じじいの顔作画。作画に関して NARUTO はときどき異常と言われているが、なるほどなと思った。こういう TV 放送があるのか。
- 第 71 話 古今無双!『火影』というレベルの戦い
- るろうに剣心
- 第 30話 復讐の悪鬼・志々雄真実の謀略
- 抜刀斎 vs 斎藤。牙突かわしからの後頭部一閃にみられるサムライスピリッツ・トレール。和月伸宏氏作品は MARVEL 社作品の影響が強く指摘され、MARVEL 社といえば格ゲー的には CAPCOM 社につながるんだけど、るろ剣の場合そこを飛ばして SNK 社にまたがってんだよな、とかくそどうでもいいオタハートオーバードライヴ。
- るろ剣アニメの日常シーンの色彩は強烈。黄色にピンクに青に紫に…ともかくベタベタ。対して決闘シーンは白→青→黒階調で統一され、コントラストを出している。このへんを週刊少年ジャンプ作品のアニメ化の血統上の作法と読めば源流はどこになるか?シティハンター?
- 抜刀時に発光、決めポーズのまま固まって明度が減衰していくという演出はチャンバラ的にかっこいいんだけど、これってあんま継承されてないよなと思った。ソウルキャリバーでそれに近いのあったっけ。どのみちフィニッシュブローがないと活かせないか。あと、この点でも JEDI KNIGHT 同士のチャンバラはメリハリが出せないという演出的弱点を見出すことができ(ライトセーバーは光りっぱなしだ)、やはりチャンバラ見せ用のアイテムとしてはライトセーバーは二流なのだなと納得。
- 中嶋敦子氏作画の目は一撃で分かるほど特徴的。
- るろ剣世界ではアゴが立派なキャラは即死するので可哀相。
- 第 30話 復讐の悪鬼・志々雄真実の謀略
- 幽遊白書
- 第 73 話 忍び寄るドクターの魔の手(後半)
- 第 74 話 テリトリーを打ちやぶれ!
- 「NARUTO -ナルト-」71 話の演出やってるひとが作画をやってる回とのこと。同じ血は感じる。