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コンビニレジにおけるささやかな最適化闘争

店員のひとにとっては、

    • 商品を受け取り、
    • レジを打ち、
    • 商品を袋にいれて客に渡し、
    • 代金を清算しておつりとレシートを渡す

が最適なのだろうが、客にとっては、

    • 商品を渡し、
    • 代金を払い、
    • 商品の袋を受け取って、
    • おつりとレシートを受け取る

は最適でない。「商品の袋を受け取る」のと「おつりとレシートを受け取る」の順番が逆のほうがスムーズだ。

というかべつに店員のひとの側で考えても「客に商品を渡す」というのは必須動作ではない。商品を袋にいれて、客の取りやすい位置に置いとくだけでいいのだ。客側が店員のひとに代金を手渡すことにこだわったりせず、テーブルとかトレイとかに置いとくのと一緒。だが、店員のひとはやたらと客に直接袋を手渡したがる。それがサービスの基本ということなのかもしれないし、セキュリティ面とかレジ前の回転率とかの問題への対策とも考えられる、でなければたぶん、間が悪いからだろう(商品を袋に入れたあと客に渡す動作を省くと、数瞬の微妙な間が生まれる)。だがそこで間の悪さとか気にしたりとかしていられないのだ。こちら(客)としてはなんとしても余計な労力を省きたい。だからおつりを渡す前におれの手に商品袋を持たせようとする店員のひと側のモーションは断固として拒否する、いやしていきたい。意識してるときにはなるべくやんわり「オ釣リガ先デスヨー、重タイ袋ハ後デ受ケ取リマスヨー、ていうか勝手に持ってくのでそのへん置いといてくださいおれの受け取りを確認するというステップは邪魔だと思うのでそういうサービスをおれは求めません」と電波を発信するようにしているのだが、ぼーっとしててお釣り前に袋を受け取ってしまうこともよくある。で、受け取ったあとお釣りの収納で微妙に手間がかかる。ギギギ。誰にというわけにでもなくシステムに敗北していく幽かな苛立ちってこれだよな。