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運転ゲーのリアルリアリティ話

あまりまとまっている話ではないが一応。

基本的に現行ハードから数世代先まではあまり心配しなくても問題ないと思ってるし、わりと語りつくされてる話ではあるけど、懸念を予感させるタイトルはすでにいくつか出ていて、ちょっと気になっている問題のひとつに「運転ゲーにリアルな挙動は不可欠だけど、リアルになりすぎるとつまらなくなるかもしれない」というものがある。ただ、この問題の真に厄介なところは、わかりやすすぎる例示が想像力を停止させるのではないかという点にあると思う。アジコピー的に強すぎて、ゲームと関係ないところで想像を伴わないイメージが先行しすぎないかなあというか。曰く「プロのドライバーでもコントロールのむずかしいモンスターマシンを、仮にこのうえなくリアルにゲーム上で再現したとして、そんなものただのひとであるところのプレイヤにコントロールできるわけがなく、そんなゲームをプレイヤは遊びたいと思うだろうか?」。

それはそうなのだが、その想像によって閉ざすべき運転ゲーの今後の分岐可能性は、おれの場合そう多くないのではないかなあと思っている。まあそれはおれが「おれに運転できないであろう車が、ちゃんと運転できないようになっていることをおもしろがれる」からってのもあるのだろうけど、一応あまりそのへんの感覚は考慮に入れていないつもりだ。どのみちゲームがおもしろくなるためには開発上に優れた判断力とバランス感覚が不可欠のものだろうし、それらがあれば運転ゲーが妙な方向にばかり転がっていってしまうようなことにはなるまいという、つまり、なにも保障しない無根拠な考え方ではあるんだけど。つまらない運転ゲーしか出なくなるようなら、それはおもしろい運転ゲーを作れる開発者のひとたちが居なくなったってことで、もしそうなるならたぶんリアルであろうとなかろうときっとどれもつまんないんじゃないかなと。いやそういうことじゃない。

あと、途中を省くが、そのへん POLYPHONY DIGITAL「GRAN TURISMO」シリーズは「クルマのある暮らし」といったテーマ的脇道にうまく逸れて問題を回避していると思う。Microsoft Game Studios「FORZA」は、ちょっと心配だ。ちょっと古いタイトルになるが SEGAFerrari F355 challenge」は、むしろそこに真っ向勝負を挑んでいい勝負してたと思う(←逆にあのゲームには「そことしか勝負してない」感触があったけども)。