最近の読書

ホーガン「巨人」シリーズ三部作をきもちよく読み終わり、巨人シリーズは 1 ＞ 3 ＞ 2 の順に好きかなーとか思いながら（ふつうだ）、あと悪党が時間の輪に閉じ込められる結末（つづくの？）は、日本だとあまり見ない終わり方よなとか思いつつ（おれがそのとき想起していたのは、なぜか鈴木直人「魔界の滅亡」の結末一歩手前、一万年後の復活を予言して往生するドルアーガの姿だった）、とにかく楽しめた。次はなに読むかなーとしばらく考えて、ここはほっとくと衰えがちなものづくり趣味の精神を惹起すべしという目的もあって神林長平「魂の駆動体」に決定、ああもうおもしろいなあというかんじで思うところなどありつつ読み終えて、次はなにかというと、黒川ケンキチ氏の日記（http://d.hatena.ne.jp/krokawa/20041208）で紹介されていた古山高麗雄「二十三の戦争短編集」かなーと思ったのでさくっと買ってきて読み始めた頃合に（古山高麗雄氏については、この番組を見せてもらって知った→http://www.nhk.or.jp/special/libraly/04/l0008/l0813.html）、NDS を買ってしまったので読書時間が逼迫されて一時中断。という按配。